Misha Piatigorsky "Uncommon Circumstance"
Misha Piatigorskyという名前からして、ロシア系の人なんでしょう。
中古漁りをしていたときに、ちょと気になってメンツを見て、買いを決めました。
中古としては、ちょっと高めの値段設定だったので、しばらくは悩んでいたのですが..
さて、そのメンツですが
Misha Piatigorsky(P,Rhodes)、Hans Glawschnig(B)、Ari Hoenig(Ds)
そうです、またまたdrummer買いですね(^^;;
演奏曲は以下の通りの、全11曲。5、8曲目以外は彼のオリジナルのようです。
1 Where's The Sun
2 Montevideo
3 Land of Confusion
4 Uncommon Circumstance
5 I Falll In Love Too Easily
6 Sosha
7 Nachlaot
8 Fishing Boats
9 Spanky's Dilemma
10 Superhero
11 Lonely Butterfly
エレピとアコピの比率はおおよそ半々で、この辺は主役の嗜好なので文句なし。
曲調は、全般的にクラシックを基調としながら微妙なラテンフレーバーを感じさせ、全般的に親しみやすいフレーズのテーマとなっていて基本的に判り安いですが、良い曲多いと思います。
クラシック基調ではありますが、曲調としてはポップ寄りな感じになっています。この辺は、さすがモンクコンペ作曲部門優勝の経歴を持つだけのことはあります。特に1曲目のちょっと不安さを助長させるような感じが個人的には好きです。
さて、肝心の演奏ですが、ノッケのhoenigのシンバルが格好良いじゃないですか。
でもって、この勢いでドラムがグイグイ押し進めていく演奏が奏でられ、ドラムに煽られたピアノがちょっと荒いけれどアグレッシブな演奏を繰り広げています。
ベースはちょっと硬質な音で、これがこの演奏には絶妙に合っていると思います。
ピアノのアドリブも若さが熱さに転嫁されているようで、フレーズ面で攻めるような感じは希薄でしょうか。
難解さは少なめで、比較的安心して聴いていられると思います。
ちょっとポップな感じの曲調と、ちょっと硬質な演奏、さらに現代的なアレンジとで、最近のピアノトリオな演奏の大局に乗っているようなイメージということになると思います。
HMVの紹介文が「ドラムに名手を配したトリオながら迫力に掛けるのが残念だが、」なんて書いてあるのですがこれじゃぁ、売れるアルバムも売れなくなると思うんですけどねぇ..
この言葉を鵜呑みにすると、ちょいと損をすると思うくらいには良いアルバムに仕上がっていると思いますヨ
ちなみに、この作品 ジャズ批評誌のジャズオーディオディスク大賞のインスト部門の11位でした。
誰かの奇をてらった選盤が(、あるいは隠し刀を放ったら)、それが通っちゃったんでしょうかね(笑)
と思ったら、jazz bar2007に入っているらし...orz
Misha Piatigorsky "Uncommon Circumstance"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/2527605)
中古漁りをしていたときに、ちょと気になってメンツを見て、買いを決めました。
中古としては、ちょっと高めの値段設定だったので、しばらくは悩んでいたのですが..
さて、そのメンツですが
Misha Piatigorsky(P,Rhodes)、Hans Glawschnig(B)、Ari Hoenig(Ds)
そうです、またまたdrummer買いですね(^^;;
演奏曲は以下の通りの、全11曲。5、8曲目以外は彼のオリジナルのようです。
1 Where's The Sun
2 Montevideo
3 Land of Confusion
4 Uncommon Circumstance
5 I Falll In Love Too Easily
6 Sosha
7 Nachlaot
8 Fishing Boats
9 Spanky's Dilemma
10 Superhero
11 Lonely Butterfly
エレピとアコピの比率はおおよそ半々で、この辺は主役の嗜好なので文句なし。
曲調は、全般的にクラシックを基調としながら微妙なラテンフレーバーを感じさせ、全般的に親しみやすいフレーズのテーマとなっていて基本的に判り安いですが、良い曲多いと思います。
クラシック基調ではありますが、曲調としてはポップ寄りな感じになっています。この辺は、さすがモンクコンペ作曲部門優勝の経歴を持つだけのことはあります。特に1曲目のちょっと不安さを助長させるような感じが個人的には好きです。
さて、肝心の演奏ですが、ノッケのhoenigのシンバルが格好良いじゃないですか。
でもって、この勢いでドラムがグイグイ押し進めていく演奏が奏でられ、ドラムに煽られたピアノがちょっと荒いけれどアグレッシブな演奏を繰り広げています。
ベースはちょっと硬質な音で、これがこの演奏には絶妙に合っていると思います。
ピアノのアドリブも若さが熱さに転嫁されているようで、フレーズ面で攻めるような感じは希薄でしょうか。
難解さは少なめで、比較的安心して聴いていられると思います。
ちょっとポップな感じの曲調と、ちょっと硬質な演奏、さらに現代的なアレンジとで、最近のピアノトリオな演奏の大局に乗っているようなイメージということになると思います。
HMVの紹介文が「ドラムに名手を配したトリオながら迫力に掛けるのが残念だが、」なんて書いてあるのですがこれじゃぁ、売れるアルバムも売れなくなると思うんですけどねぇ..
この言葉を鵜呑みにすると、ちょいと損をすると思うくらいには良いアルバムに仕上がっていると思いますヨ
ちなみに、この作品 ジャズ批評誌のジャズオーディオディスク大賞のインスト部門の11位でした。
誰かの奇をてらった選盤が(、あるいは隠し刀を放ったら)、それが通っちゃったんでしょうかね(笑)
と思ったら、jazz bar2007に入っているらし...orz
Misha Piatigorsky "Uncommon Circumstance"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/2527605)
この記事へのコメント