Danny Grissett "ENCOUNTERS"

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最近、話題沸騰中?のDanny Grissettの新譜(2008.02発売)です。

前作(http://blogs.yahoo.co.jp/pabljxan/archive/2008/03/04)で、ブッ飛んだのでそのまますぐに購入に踏み切りました。

メンツも前作から変わらずのDanny Grissett(P)、Vicente Archer(B)、Kendrick Scott(Ds)です。
前作で、Kendrick Scottのドラムが良い感じに暴れていたので、それもこの盤での楽しみの1つです。

演奏曲は、以下の9曲。6曲がオリジナルで、3曲が他人の曲です。
1 Hopscotch
2 Waltz For Billy
3 A New beginning
4 Encounters
5 Toy Tune
6 Sunrise
7 It Could Happen To You
8 Never Let Me Go
9 Git!

1曲目は、前作を彷彿とさせるような、だんだん盛り上がって行くような構成で、さらにKendrick Scottが暴れててさい先ヨロシイです。
2、3曲目で、ちょっとスローテンポな曲になりまして、渋い演奏を聴かせてくれます。この辺は、暴れまわりを期待しちゃう耳にはちょっと。。。って感じもありまして、もう1曲テンション高く演ってくれると満足度はさらに高かったかなぁと
3曲目の中間とかかなりテンション高いのは感じられるし、先入観を廃して聴き入れば充分に聴き応えのある演奏ではあるんですけどねぇ..
4曲目で、即興主体のムムッ?って演奏ですが、これはテンション高くて、Kendrick Scottが暴れててウハウハですなぁ
5曲目がショーターの楽曲なんですが、4ビートを基調に、美しくもアグレッシブなピアノを聴かせてくれ思わず引き込まれます。
てな感じで、相変わらず文章にすると散漫なアルバムって感じになってしまいますが、そんなことは全然なく、grisettワールドを堪能させてくれます。

全体的には、前作と比してより王道ジャズに戻りつつ、主役(=リーダー)を主役として立てているような感じでしょうか。
個人的には、(慣れのせいかもしれないですけど)前作のほうが好きですかねぇ..

でも、Grissett探し もちょっとしちゃおうかな と思ったGrissett2枚目体験なのでありました。

Danny Grissett "ENCOUNTERS"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/2674072)

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