Alien's Social Dance Party "ALIEN'S SOCIAL DANCE PARTY"

イメージ 1

よそ者の社交ダンスパーティって感じでしょうか。
エイリアンというと、辞書では"外国人"なんですけど、映画の影響で"宇宙人"ですよね(笑)
って、ジャケがUFOじゃないか。宇宙人です。宇宙人で良いんです orz

え~と、この盤も新譜試聴会(http://blogs.yahoo.co.jp/pabljxan/archive/2008/03/22)で引っかかったアルバムです。

これ、日本人によるバンドでして、メンツは以下の通りです。
田畑満(g, synth, electronics) 藤掛正隆 (ds, per, synth, electronics) 木村昌哉(ts,ss)
え~、はっきり言って全然知りません(笑)

田畑さんは"ボアダムス人脈"ってのになるんだそうです。で、"ゼニゲバ"ってユニット(田畑、藤掛)があったそうで、その一部が分裂して(なんですかねぇ。その末期なんですかねぇ)それがそのまま名称変更して活動をしていて、アルバム制作に至ったらしいです。アルバム制作で、木村さんが加わったということのようです。
※"ボアダムス""ゼニゲバ"はロックだそうです。
で、この木村さんが藤井郷子orchのメンバーだそうで、そのSAXを聴かせたくて、新譜試聴会に登場ということのようです(推測)

で、演奏曲ですが以下の9曲です。
1. CLOSE ENCOUNTERS
2. BRIGHT POINT OF LIGHT IN THE SKY
3. BLUES FOR BETTY AND BARNEY
4. [IT IS NOT]HIGHWAY HYPNOSIS
5. THE ZETA RETICULI INCIDENT
6. RECURRENT NIGHTMARES
7. NOW DO YOU BELIEVE IN FLYING SAUCERS?
8. MEET T&HE EXTRATERRESTRIAL LIFE
9. CLOSE ENCOUNTERS(REPRISE)

演奏はですねぇ。こりゃロックインストです。しかも相当にゴリゴリのブリブリのザクザクしたとでも言えばいいんでしょうか。
フリーインプロロックってジャンルが存在するかどうか知りませんが、そう言いたいような音楽です。かなり過激な音です。でも格好良いです。
フロントはSAXだけって感じで、そう考えて差し支えないと思いますが、ということで他はバックになるんですが、そのバックがとんでもない。2人なんですがオーバーダブで、いろんな音が立派なバンドの重厚さを持っています。
当初、このSAX抜きで音を作っていたようなんですが、これだけだとかなり、ヘヴィで重いかなりキツい音になっていたと思うんですが、ここにSAXが加わることで軟化は全然されていませんが、多少聴きどころを限定してくれています。

で、このSAXがバックの過激な演奏にしっかり後押しをされていまして、ブリブリのゴリゴリな演奏をしていまして、それがまたまた堪りません(笑)

音が、ちょっと悪いんです。でも、この音の悪さがザクザク感の増長に寄与していまして、こりゃ過激な一枚です..

個人的には6曲目がベストですかねぇ
この文章を書くために、何回か続けて聴いていたのですが、頭がクラクラしてきました(笑)


Alien's Social Dance Party "ALIEN'S SOCIAL DANCE PARTY"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/2696523)

この記事へのコメント