山中千尋 "After Hours"
山中さんの新譜は、ドラムを廃したジャズのごく初期スタイルのピアノトリオでの演奏です。
当初ミニアルバムのような感じで発売するような告知がされていたのですが、オスカーピーターソンの訃報の直後に、追悼盤に変えての発売になったと記憶しています。
でも、主題を変えても、追加録音はしていないようで、2007/12/30、2008/01/03の2日間NYで録音されたものだけで構成されています。
メンツは、山中千尋(P)、Avi Rothbard(G)、脇義典(B)で、要するにDsの変わりにGが入っていると言うことです。
彼女は、この構成でのアルバムは初めてだと思います。
演奏曲は以下の通り。自分がoscar petersonをそんなに聴いていないのでアレですが、5曲目以外は、どのアルバムで
演奏しているか、ライナーに記載があります。※5曲目は演奏していないということです。
1. All Of Me
2. There Will Never Be Another You
3. Confirmation
4. You'd Be So Nice To Come Home To
5. Sioux City Sue New
6. All The Things You Are
7. Over The Rainbow
8. Everything Happens To Me
演奏は、一聴古いスタイルの演奏だなぁというもので、悪く言っているつもりは全然ありませんが、3者のインタープレイが、とか丁々発止の演奏に緊張感が・・、とか内省的な演奏をじっくりと、と言うのとは無縁の予定調和的なと言っても過言ではない、いわゆる古いスタイルのジャズになっています。
スウィング期のザクザクと刻むギターにのってリリカルかつ軽やかなピアノがメロディを奏でていくような感じと言えばわかっていただけるでしょうか。
だからと言って"退屈な演奏か?"というと、そんなことなくて、飽きずに一枚聴き通せるクオリティは持っていると思います。
アイデアがほとばしるってほどでは無いにしても、アドリブでいろんなフレーズが飛び出してくるしよく唄ってるし、ギターも短いんですがなかなか良い感じのソロをしっかり演ってますし、全体に明るく楽しい雰囲気に仕上がっています。
3曲目のConfirmationが、調を変えて長調/単調を変えてる?普通に演奏していないんですが、こういうのもアイデアとしてはよろしいんじゃないでしょうか?
たまに、こういう古いスタイルのジャズを聴くのも良いもんだってもの以上の良さを持っていると思います。
山中千尋 "After Hours"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/2666867)
当初ミニアルバムのような感じで発売するような告知がされていたのですが、オスカーピーターソンの訃報の直後に、追悼盤に変えての発売になったと記憶しています。
でも、主題を変えても、追加録音はしていないようで、2007/12/30、2008/01/03の2日間NYで録音されたものだけで構成されています。
メンツは、山中千尋(P)、Avi Rothbard(G)、脇義典(B)で、要するにDsの変わりにGが入っていると言うことです。
彼女は、この構成でのアルバムは初めてだと思います。
演奏曲は以下の通り。自分がoscar petersonをそんなに聴いていないのでアレですが、5曲目以外は、どのアルバムで
演奏しているか、ライナーに記載があります。※5曲目は演奏していないということです。
1. All Of Me
2. There Will Never Be Another You
3. Confirmation
4. You'd Be So Nice To Come Home To
5. Sioux City Sue New
6. All The Things You Are
7. Over The Rainbow
8. Everything Happens To Me
演奏は、一聴古いスタイルの演奏だなぁというもので、悪く言っているつもりは全然ありませんが、3者のインタープレイが、とか丁々発止の演奏に緊張感が・・、とか内省的な演奏をじっくりと、と言うのとは無縁の予定調和的なと言っても過言ではない、いわゆる古いスタイルのジャズになっています。
スウィング期のザクザクと刻むギターにのってリリカルかつ軽やかなピアノがメロディを奏でていくような感じと言えばわかっていただけるでしょうか。
だからと言って"退屈な演奏か?"というと、そんなことなくて、飽きずに一枚聴き通せるクオリティは持っていると思います。
アイデアがほとばしるってほどでは無いにしても、アドリブでいろんなフレーズが飛び出してくるしよく唄ってるし、ギターも短いんですがなかなか良い感じのソロをしっかり演ってますし、全体に明るく楽しい雰囲気に仕上がっています。
3曲目のConfirmationが、調を変えて長調/単調を変えてる?普通に演奏していないんですが、こういうのもアイデアとしてはよろしいんじゃないでしょうか?
たまに、こういう古いスタイルのジャズを聴くのも良いもんだってもの以上の良さを持っていると思います。
山中千尋 "After Hours"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/2666867)
この記事へのコメント