TRIO SUD "YOUNG AND FINE"

イメージ 1

TRIO SUDのあったらしいアルバムです。
TRIO SUD名義では、多分3枚目なんですが、Sylvain LucとBireli LagreneとのDUO盤(http://www.sylvainluc.fr/audio/duet/index.php)でぶっ飛んで、その後sylvain lucという名前を見つけると買おうと誓った後、最初に出たアルバムだったと記憶しております。
で、このSUD名義の1枚目もとんでもないアルバムでした。
ちなみに、
 1枚目"SUD"(http://www.sylvainluc.fr/audio/sud/index.php)
 2枚目"TRIO SUD"(http://www.sylvainluc.fr/audio/Trio-Sud/index.php)
※その後、"見つけると買おうと誓った"は萎え気味で、先ほどディスコグラフィ(http://www.sylvainluc.fr/discographie/)を眺めて、買ってない盤があるなぁとビビってるのですが(汗)

ということで、7年ぶりのSUD名義のアルバムとなります。
メンツは変更無くSylvain Luc(G)、Jean Marc Jafet(B)、Andre Ceccarelli(Ds)の鉄壁の3人となっております。

演奏曲は、以下の通りの13曲。てんこ盛りです。
1 Song For Fine
2 Sylvain Shadows
3 Darn That Dreams
4 Sweetest Somebody I Know
5 Message
6 Con Alma
7 Infant Eyes
8 Avenue Des Diables Blues
9 Young And Fine
10 Renaissance
11 French Brothers
12 Imperfect Tune
13 Magnificent Marcel

でもって、肝心の演奏ですが、これはもう文句なし。1枚目で相当ぶっ飛んだせいで、2枚目は"なんかちょっと感"を抱いていたのですが、こちらは1枚目を凌駕するくらいに良かったです。

Sylvain Lucのテクニックに裏打ちされたギターに、Andre Ceccarelliの煽りまくりのドラムが絡んで、Jean Marc Jafetも職人的下支え充分って感じで、もう気持ちいいったらありゃしない。

先日、bill evansの1曲の中で見せる表情の多彩さに唖然としたなんて書きましたが、同じベクトルの方向での細やかな表現の中での表情の変化という範疇においては、相当に多彩な表情を見せてくれています。(evansは同じベクトルの方向ではない)


録音も相当に良いと思います。

白眉は、9曲目のweather reportの名曲でしょうか。格好良い演奏です。

TRIO SUD "YOUNG AND FINE"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/2697806)

この記事へのコメント