Bob Belden "Miles from India"
ボブベルデンがプロデュースした作品は、いくつか聴いていると記憶していますが、これはMiles Davisゆかりの演奏者にインドのミュージシャンを足してMiles Davisの音楽を演るという企画です。
企画モノというと、得てして期待はずれ(と言ってもいいが)とまでは言わなくても、思ったより全然良いじゃんってなることはマレだと思うのですが、はてさて..。
とはいえ、ここんところ書籍面でMiles付いているので、その勢いで買い込んできました。
メンツは多すぎて書くの大変なので、Milesゆかりのほうから、一部を抜き出してみます。
Ron Carter(B)、Jimmy Cobb(Ds)、Chick Corea(P)、Pete Cosey(G)、Michael Henderson(B)、Dave Liebman(Ts,Fl)、John McLaughlin(G)、Marcus Miller(B)、
これだけ見ても、よくぞこれだけ呼んで、okもらって、スタジオに来て演奏したもんだ!!と驚嘆してしまいます。
これに、インドの演奏家が、てんこに加わって、メンツの数を数えたら凄いことになります。
裏面には、"MILES ALUMNI"と"INDIAN MUSICIANS"とに分けて記載がされていますから、Miles同窓生VSインド演奏家という側面も持っているのでしょう。
おそらく、いろんなところで少しの人ずつ少しずつ録音をして音を重ねていったんでしょう。そうじゃなきゃこれだけの人を入れての演奏は作れないでしょう。
※とはいえ、全曲に全員揃っているわけではないので念のため.. 各曲4~10人程度の編成となっています。
で、trumpetには、この人 Wallece Roney(Tp) 相変わらずとも言えますが、この人なんでしょう(笑)約半分の曲で演奏してます。
演奏曲は、以下の通りで、新しいのから古いのから、Miles Davisの有名曲を並べたてたって感じです。
Disk1
1 Spanish Key
2 All Blues
3 Ife (Fast)
4 In a Silent Way
5 It's About That Time
6 Jean Pierre
Disk2
1 So What
2 Miles Runs the Voodoo Down
3 Blue in Green
4 Great Expectations
5 Ife (Slow)
6 Miles from India
演奏ですが、基本は上記の通りMiles Davisの楽曲で、特に大きく崩して演奏するようなことはしていないので概ね違和感なく聴けると思います。
演奏がそんな感じなので、インド楽器は音色として加わっているという印象が強い感じでしょうか。
でも曲の冒頭が思いっきりインド音楽してるというありがちなアレンジもありまして油断がなりません。
全体的には、よくできたアルバムだと思います。各曲ともアレンジ面での完成度は高いとと思いますし、上記(以外も含め)のメンツ(特に同窓生側?)が良いソロをしていたりと、聴き応えも充分だと思います。
思いますが、全体的にきれいにまとめすぎているような印象があったり、ちょっと冗長に感じる部分もなきにしもあらず、2枚組にする必要があったのか?
というのが、個人的には正直なところ。
聴き込んで、だんだん凄さに驚嘆するというよりは、最初のインパクトに賭けたような感じのアルバムだと思います。
恐らく今年後半には中古でたくさん見かけることでしょう。そして、3年後には買い取り拒否されるかも(恐)
Bob Belden "Miles from India"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/2698191)
企画モノというと、得てして期待はずれ(と言ってもいいが)とまでは言わなくても、思ったより全然良いじゃんってなることはマレだと思うのですが、はてさて..。
とはいえ、ここんところ書籍面でMiles付いているので、その勢いで買い込んできました。
メンツは多すぎて書くの大変なので、Milesゆかりのほうから、一部を抜き出してみます。
Ron Carter(B)、Jimmy Cobb(Ds)、Chick Corea(P)、Pete Cosey(G)、Michael Henderson(B)、Dave Liebman(Ts,Fl)、John McLaughlin(G)、Marcus Miller(B)、
これだけ見ても、よくぞこれだけ呼んで、okもらって、スタジオに来て演奏したもんだ!!と驚嘆してしまいます。
これに、インドの演奏家が、てんこに加わって、メンツの数を数えたら凄いことになります。
裏面には、"MILES ALUMNI"と"INDIAN MUSICIANS"とに分けて記載がされていますから、Miles同窓生VSインド演奏家という側面も持っているのでしょう。
おそらく、いろんなところで少しの人ずつ少しずつ録音をして音を重ねていったんでしょう。そうじゃなきゃこれだけの人を入れての演奏は作れないでしょう。
※とはいえ、全曲に全員揃っているわけではないので念のため.. 各曲4~10人程度の編成となっています。
で、trumpetには、この人 Wallece Roney(Tp) 相変わらずとも言えますが、この人なんでしょう(笑)約半分の曲で演奏してます。
演奏曲は、以下の通りで、新しいのから古いのから、Miles Davisの有名曲を並べたてたって感じです。
Disk1
1 Spanish Key
2 All Blues
3 Ife (Fast)
4 In a Silent Way
5 It's About That Time
6 Jean Pierre
Disk2
1 So What
2 Miles Runs the Voodoo Down
3 Blue in Green
4 Great Expectations
5 Ife (Slow)
6 Miles from India
演奏ですが、基本は上記の通りMiles Davisの楽曲で、特に大きく崩して演奏するようなことはしていないので概ね違和感なく聴けると思います。
演奏がそんな感じなので、インド楽器は音色として加わっているという印象が強い感じでしょうか。
でも曲の冒頭が思いっきりインド音楽してるというありがちなアレンジもありまして油断がなりません。
全体的には、よくできたアルバムだと思います。各曲ともアレンジ面での完成度は高いとと思いますし、上記(以外も含め)のメンツ(特に同窓生側?)が良いソロをしていたりと、聴き応えも充分だと思います。
思いますが、全体的にきれいにまとめすぎているような印象があったり、ちょっと冗長に感じる部分もなきにしもあらず、2枚組にする必要があったのか?
というのが、個人的には正直なところ。
聴き込んで、だんだん凄さに驚嘆するというよりは、最初のインパクトに賭けたような感じのアルバムだと思います。
恐らく今年後半には中古でたくさん見かけることでしょう。そして、3年後には買い取り拒否されるかも(恐)
Bob Belden "Miles from India"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/2698191)
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