南博 "白鍵と黒鍵の間に ピアニスト・エレジー銀座編"
先頃、新譜をリリースしたばかりの南博さんが、本も上梓されました。
基本的には、音楽高校在学時終盤(ジャズに目覚めた頃)から、NYに留学するまでの間の音楽生活(仕事)についての実話(だと思う)をつづっているエッセイと言うことになると思います。
が、新宿ピットイン出演、場末のキャバレー的な場所のバンドから銀座の高級クラブのバンドでの演奏経験と、当時の水商売関連の裏(に近いと思う)話を中心に、バンドマンの普段垣間見れない生活についておもしろおかしく読ませて頂きました。
基本的には、音楽家としての話(音楽のプロとしての話、音楽家としての葛藤等々)が中心なのですが、水商売絡みの話も多く、あちら方面の方々も当然のように登場していますし、こちらも興味深く楽しく読めます。
私は楽しく読んじゃいましたが、内容的には自分のやりたい音楽と金の稼げる音楽の狭間における葛藤がせきらら(こういう場合は"せきらら"で良いのか?)に書かれておりまして、実は真摯に読めばいろいろ考えさせられ、自らいろいろ考えてしまうようなフレーズがいくつも書かれていることは、ちゃんと把握しています(汗)
時期的にバブルの頃で金が乱舞していたと言う事情もあって、現在の状況とは相容れない部分も相当あると思いますが、音楽家を志す方ならその光と陰を垣間見るという意味でも一度目を通しておいたほうが良いように思います。
これは、続編を是非とも読みたいと思っちゃいました。
南博 "白鍵と黒鍵の間に ピアニスト・エレジー銀座編"(http://www.bk1.jp/product/02998332)
基本的には、音楽高校在学時終盤(ジャズに目覚めた頃)から、NYに留学するまでの間の音楽生活(仕事)についての実話(だと思う)をつづっているエッセイと言うことになると思います。
が、新宿ピットイン出演、場末のキャバレー的な場所のバンドから銀座の高級クラブのバンドでの演奏経験と、当時の水商売関連の裏(に近いと思う)話を中心に、バンドマンの普段垣間見れない生活についておもしろおかしく読ませて頂きました。
基本的には、音楽家としての話(音楽のプロとしての話、音楽家としての葛藤等々)が中心なのですが、水商売絡みの話も多く、あちら方面の方々も当然のように登場していますし、こちらも興味深く楽しく読めます。
私は楽しく読んじゃいましたが、内容的には自分のやりたい音楽と金の稼げる音楽の狭間における葛藤がせきらら(こういう場合は"せきらら"で良いのか?)に書かれておりまして、実は真摯に読めばいろいろ考えさせられ、自らいろいろ考えてしまうようなフレーズがいくつも書かれていることは、ちゃんと把握しています(汗)
時期的にバブルの頃で金が乱舞していたと言う事情もあって、現在の状況とは相容れない部分も相当あると思いますが、音楽家を志す方ならその光と陰を垣間見るという意味でも一度目を通しておいたほうが良いように思います。
これは、続編を是非とも読みたいと思っちゃいました。
南博 "白鍵と黒鍵の間に ピアニスト・エレジー銀座編"(http://www.bk1.jp/product/02998332)
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