Billy Martin / John Medeski "Mago"

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MMWの2人によるデュオアルバムを見つけてきたので、買ってきちゃいました。
先日紹介の"Zaebos"が、かなり良かったのでMMW関係は片っ端からかっさらってきたい気分によるものであります。

ちなみに、2007年4月発売のものでした。

デュオアルバムなので2人以上のメンツがいるわけもないのですが、以下の通りのメンツであります。
Billy Martin(Ds)、John Medeski(HammondB3)

演奏曲は11曲。全部、オリジナルです。
1 Introducing Mago
2 Crustaceatron
3 Mojet
4 Apology
5 Bamboo Pants
6 Thundercloud
7 Bonfa
8 Safak
9 Miss Teardrop
10 Sycretism
11 Aventura

2人での演奏ということで、音数少なめ、隙間多めの演奏と推測され、そうなると難易度は上がってるのか?とかいろいろ考えちゃいますが、上記の理由によりエイヤッと逝ってはみたものの..
MM&Wの演奏でさえ難易度の高低の幅はかなり広いので、MM&W名義をとっぱらっちゃうとどこまで難易度(の可能性)が上がっちゃうのか、聴き始めるまでは冷や冷やドキドキもんでありました。

で1曲目ですが音数は多かったです(笑)。さすがhammond B3って感じです。
演奏は、結構フリー入っています。全曲オリジナルとなっていますが、全曲即興の間違いかも知れません。
と、おののきながら2曲目に進みますとビートがきっちりしてきまして、最近のテクノな感じの音作りの楽曲で、これはこれでちと驚くのでありました。
その後もちょっと**風な演奏が含まれたり、この辺は作曲面でちょいと遊んでいるってのもあるのかもしれません。
が、演奏自体はノリの良いモノが多く雰囲気も多彩ですが、最初と最後が思いっきりハードで、6曲目がちょっとハードめでと、構成面でも散漫な感じにはならず、気持ちよく全曲聴けました。


全曲即興か?との予測は見事に裏切られ、しっかり作り込まれた演奏だらけでした。


Billy Martin / John Medeski "Mago"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/2551752)

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