Magnus Lindgren Quartet "The Game"
この盤は、中古漁りをしていて、ジャケの赤いヘッドフォンを使用しているさま、2人の目つきをみて楽しそうな演奏かな?
と期待を持って購入してきました。
もしかしたら、久々のジャケ買いかもしれません。
レーベルはcapriceというところで、スウェーデンのレーベルのようです。
メンツは、以下の通りの1ホーンカルテットです。
Magnus Lindgren(Ts,As,Fl)、Mathias Algotsson(P)、Fredrik Jonsson(B)、Jonas Holgersson(Ds)
Magnus Lindgrenって、Herbie Hancockが無責任に暴れ回る隠れ名盤"Sixtus"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/532963)に参加していた人なんですね(気が付かなかった..orz)
演奏曲は以下の通りの9曲で、6,9を選ぶあたりでで演奏はだいたい想像つきますね(笑)
1 Holyem
2 Seven Is Heaven
3 The Game
4 When You Go
5 Ethnomore
6 Softly as in a Morning Sunrise
7 Sofia Kom Hem
8 Blue Star
9 Caravan
実際の演奏ですが、4、8ビート系のオーソドクスな楽曲が多く、好青年を感じさせるような若々しい雰囲気を感じさせ各人が朗々と演奏しており、楽しそうに演奏しているさまが見えてくるような感じで、聴いているほうもウキウキしてくるような感じに仕上がっています。
特に、Magnus Lindgrenのフルートが良い味を出していまして、使用頻度も高いのですが彼の魅力はフルートにあると思います。
Saxはbreckerの雰囲気がでてくるのは、最近のSax奏者としては、いたしかたないところなんでしょう。
それと、ドラムのJonas Holgerssonが全体を煽っている感じが好印象です。
5曲目が、多重録音+ドラムの音が電気処理を入れているような感じで、一番先鋭的な企みをしている曲になります。
個人的には、2曲目か、この5曲目あたりがベストになると思います。
全体的に、アグレッシブな演奏というよりは流麗な演奏といったほうが近い(もっと言うと、FUSION臭い?)演奏が多くなっている印象がありまして、楽曲(アルバム全体)の雰囲気を崩さない範囲では、かなり気合いの入った演奏にはなっている("ぶち切れ"とか、"口角泡を飛ばすような"とかそんな風にはなりません)と思います。
結果、ジャケの雰囲気から想像していたほどには強烈、圧巻なヘヴィなといったものではなかったということにはなりますが...
良い演奏が揃っている好盤であるとは言えます。
おそらく、この5人がレギュラーカルテットなんだと思いますが、この盤を含めてこのメンツでの演奏は2~3枚程度のようです。
Magnus Lindgrenの最新作は、Voをフィーチャしたビッグバンドで、ブラジルものをやっているようです。才人なんでしょう。
でも、もうちょっとこの5人での録音を聴いてみたいと思ってしまうのは...
1曲目の曲紹介の文章に"I was inspired by Pat Metheny"とか書いてありますが、あまりpat methenyは感じられませんかねぇ
Magnus Lindgren Quartet "The Game"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/1883440)
と期待を持って購入してきました。
もしかしたら、久々のジャケ買いかもしれません。
レーベルはcapriceというところで、スウェーデンのレーベルのようです。
メンツは、以下の通りの1ホーンカルテットです。
Magnus Lindgren(Ts,As,Fl)、Mathias Algotsson(P)、Fredrik Jonsson(B)、Jonas Holgersson(Ds)
Magnus Lindgrenって、Herbie Hancockが無責任に暴れ回る隠れ名盤"Sixtus"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/532963)に参加していた人なんですね(気が付かなかった..orz)
演奏曲は以下の通りの9曲で、6,9を選ぶあたりでで演奏はだいたい想像つきますね(笑)
1 Holyem
2 Seven Is Heaven
3 The Game
4 When You Go
5 Ethnomore
6 Softly as in a Morning Sunrise
7 Sofia Kom Hem
8 Blue Star
9 Caravan
実際の演奏ですが、4、8ビート系のオーソドクスな楽曲が多く、好青年を感じさせるような若々しい雰囲気を感じさせ各人が朗々と演奏しており、楽しそうに演奏しているさまが見えてくるような感じで、聴いているほうもウキウキしてくるような感じに仕上がっています。
特に、Magnus Lindgrenのフルートが良い味を出していまして、使用頻度も高いのですが彼の魅力はフルートにあると思います。
Saxはbreckerの雰囲気がでてくるのは、最近のSax奏者としては、いたしかたないところなんでしょう。
それと、ドラムのJonas Holgerssonが全体を煽っている感じが好印象です。
5曲目が、多重録音+ドラムの音が電気処理を入れているような感じで、一番先鋭的な企みをしている曲になります。
個人的には、2曲目か、この5曲目あたりがベストになると思います。
全体的に、アグレッシブな演奏というよりは流麗な演奏といったほうが近い(もっと言うと、FUSION臭い?)演奏が多くなっている印象がありまして、楽曲(アルバム全体)の雰囲気を崩さない範囲では、かなり気合いの入った演奏にはなっている("ぶち切れ"とか、"口角泡を飛ばすような"とかそんな風にはなりません)と思います。
結果、ジャケの雰囲気から想像していたほどには強烈、圧巻なヘヴィなといったものではなかったということにはなりますが...
良い演奏が揃っている好盤であるとは言えます。
おそらく、この5人がレギュラーカルテットなんだと思いますが、この盤を含めてこのメンツでの演奏は2~3枚程度のようです。
Magnus Lindgrenの最新作は、Voをフィーチャしたビッグバンドで、ブラジルものをやっているようです。才人なんでしょう。
でも、もうちょっとこの5人での録音を聴いてみたいと思ってしまうのは...
1曲目の曲紹介の文章に"I was inspired by Pat Metheny"とか書いてありますが、あまりpat methenyは感じられませんかねぇ
Magnus Lindgren Quartet "The Game"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/1883440)
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