Antoine Herve "Invention is You"
この盤は、中古漁りをしていたとき見つけた盤で、ベース、ドラムが今をときめく?ムタン兄弟だったので、それだけで購入してきた盤です。とはいえリーダーのAntoine Herveの名前は当然知っていますので、安心感はちょっと高めではありますが..
Antoine Herveと言えば、澤野から"Cornerstone"なるアルバムが2001年に出ていて、これがムタン兄弟とのピアノトリオ作品だったので、この関連の作品なのかもしれません。
この後"SUMMERTIME"が3人の演奏でリリースしていますので、レギュラー的に活動をしている(していた)のかもしれません。
ということで、メンツは以下の通りのTpの1ホーンカルテット+パーカッションという構成になります。
Antoine Herve(P)、Markus Stockhausen(Tp)、Francois Moutin(B)、Louis Moutin(Ds)、Arnaud Franck(Per)
2001年に発売された作品ですが、録音は1997年パリの"DUC DES LOMBARDS"というところでのライブ録音です。
発売元は、enjaレーベルとなっています。(と言っても、もう廃盤らしいですが..)
次作"Summertime"はまだ買えるようです。(http://www.hmv.co.jp/product/detail/558326)
※これ、澤野から出ている盤と同じような気がします。買うとき注意してください。
演奏曲は、以下の10曲で、全部メンバーのオリジナルになっています。たいがいは5人の共作ということになっています。
1 Long Hair Woman
2 Soul As A Dance
3 La Fille Bleue
4 Sharing
5 Silence Comes In Waves
6 Serenity
7 La Boite A Musique
8 Something About
9 Salsita
10 Chango Chango
演奏ですが、Markus StockhausenのTpがAntoine Herveとの掛け合いでスリリングな雰囲気で進行してまして、その裏でムタン兄弟が堅実な(ってほどでもない)演奏を繰り広げるという構成が基本となっています。
楽曲的にも、スリリングな感じ(んん~、モードになるのかなぁ)の楽曲が多くビートが強調されるというより幻想的な雰囲気に包まれるような演奏が多く含まれています。
Markus StockhausenのTpは、基本ミュート装着ですがMiles的と言うよりはもうちょっと幻惑感を持ったCong Vu的というか五十嵐一生的というかそういう響きを持っているイメージです。
なので、それにあわせた演奏と言うことになるんでしょうけど、全体的に幻想的な楽曲が多いのですが、2、7曲目でちょっとビートが利いてるかな?って曲が入りますが、後半は幻想的な曲ばっかりになりまして、緊張感はそれなりに感じられるのでそれでも良いんですけど、聴いているともうちょっとビートのある曲を演ってくれないかなぁと、ちょいと欲求不満に陥るのでありました。
ライブなので、盛り上げるってことも考えてくれればいいのになぁ..。
それより気になったのが、Antoine Herveってこんなに南博と雰囲気の似てるピアノを弾くんだったかなぁということではしばしに"こりゃ南博だろう"と思わせる瞬間を感じてしまいました。
Antoine Herve "Invention is You"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/856220)
Antoine Herveと言えば、澤野から"Cornerstone"なるアルバムが2001年に出ていて、これがムタン兄弟とのピアノトリオ作品だったので、この関連の作品なのかもしれません。
この後"SUMMERTIME"が3人の演奏でリリースしていますので、レギュラー的に活動をしている(していた)のかもしれません。
ということで、メンツは以下の通りのTpの1ホーンカルテット+パーカッションという構成になります。
Antoine Herve(P)、Markus Stockhausen(Tp)、Francois Moutin(B)、Louis Moutin(Ds)、Arnaud Franck(Per)
2001年に発売された作品ですが、録音は1997年パリの"DUC DES LOMBARDS"というところでのライブ録音です。
発売元は、enjaレーベルとなっています。(と言っても、もう廃盤らしいですが..)
次作"Summertime"はまだ買えるようです。(http://www.hmv.co.jp/product/detail/558326)
※これ、澤野から出ている盤と同じような気がします。買うとき注意してください。
演奏曲は、以下の10曲で、全部メンバーのオリジナルになっています。たいがいは5人の共作ということになっています。
1 Long Hair Woman
2 Soul As A Dance
3 La Fille Bleue
4 Sharing
5 Silence Comes In Waves
6 Serenity
7 La Boite A Musique
8 Something About
9 Salsita
10 Chango Chango
演奏ですが、Markus StockhausenのTpがAntoine Herveとの掛け合いでスリリングな雰囲気で進行してまして、その裏でムタン兄弟が堅実な(ってほどでもない)演奏を繰り広げるという構成が基本となっています。
楽曲的にも、スリリングな感じ(んん~、モードになるのかなぁ)の楽曲が多くビートが強調されるというより幻想的な雰囲気に包まれるような演奏が多く含まれています。
Markus StockhausenのTpは、基本ミュート装着ですがMiles的と言うよりはもうちょっと幻惑感を持ったCong Vu的というか五十嵐一生的というかそういう響きを持っているイメージです。
なので、それにあわせた演奏と言うことになるんでしょうけど、全体的に幻想的な楽曲が多いのですが、2、7曲目でちょっとビートが利いてるかな?って曲が入りますが、後半は幻想的な曲ばっかりになりまして、緊張感はそれなりに感じられるのでそれでも良いんですけど、聴いているともうちょっとビートのある曲を演ってくれないかなぁと、ちょいと欲求不満に陥るのでありました。
ライブなので、盛り上げるってことも考えてくれればいいのになぁ..。
それより気になったのが、Antoine Herveってこんなに南博と雰囲気の似てるピアノを弾くんだったかなぁということではしばしに"こりゃ南博だろう"と思わせる瞬間を感じてしまいました。
Antoine Herve "Invention is You"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/856220)
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