Lonnie Plaxico "Live At Jazz Standard"

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ここのところ、なぜかMarcus Stricklandづいています。
先日、"TWI - LIFE"を見つけて買い込んできて、次にRoy Haynes盤に参加しているのを見つけて買い込んできて、さらにLonnie Plaxico "Live At Jazz Standard"なんてのも見つけてしまったのでありました。(全部中古)

メンツは以下の通りで、2ホーン+Perで大所帯になっています。
Lonnie Plaxico(B)、Alexander Pope Norris(Tp)、Marcus Strickland(Ts)、Martin Bejerano(P)、Lionel Cordew(Ds)、Kahlil Kwame Bell(Per)

演奏曲も、ライブ会場にちなんでか、SidewinderにSummertime。。と知ってる曲が並んでいます。
1 Sidewinder
2 Jumping Jacks
3 Dedicated to You
4 Shorter Take
5 Summertime
6 Along Came Benny
7 You Don't Know What Love Is
8 Cachao's Dance
9 Senor Silver

ちなみに、国内制作盤なんです(と思う)が、そう考えるとちょっと考えちゃいますが、Marcus Strickland入りのLonnie Plaxico盤となれば、杞憂であろうと良い方に意識を強制的に変更して、playボタンをポチッと。

Roy Haynes盤のところで書いたとおり、「おそらくMarcus Stricklandってstandardだと気合い入れたブローをかましてくれる」と書いたとおりの強烈な演奏が繰り広げられていまして、満足度高いです。

ここのところhigh fiveが話題沸騰中ですが、これも時代をうまくとらえられていればかなり売れたのではないか?と思わせるほどのノリと勢いを持った演奏になっています。
この盤の敗因はなんだったんでしょうかねぇ。まさか米国人だからってわけでもないでしょうし 国内制作だから???


1曲目がおなじみのsidewinderなのですが、格好良いアレンジが施されていて、新鮮に聴けますし、ちょいと現代的な雰囲気を持って、1曲目からグイグィと演奏に引き込まれてしまいます。
他にも、ライブハウスの名前にちなんだと言うよりも国内制作に依るものと思いますが、知ってる曲が並んでいましてそれがそれぞれに格好良い演奏になっていまして聴き応え充分です。
2管だと、アレンジ偏重の演奏になるって可能性もあるのですが、この盤ではそのアレンジが格好良いことと演奏に力が入っているからかもしれませんが、あまりアレンジ重視感を感じないのも個人的には好感触です。
この盤聴いてMartin Bejeranoがちょっと気になりました。以前にも聴いてる人なんですけどね..

pianoとdrumがそうだからだと思いますが全体的に硬質な演奏が並んでいて、ライブの熱気とあいまって、個人的にはかなり気に入った盤です。


Lonnie Plaxico "Live At Jazz Standard"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/1434838)

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