Maria Schneider "Concert in The Garden"

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これは、執念の中古買いをする前に手に入れていました。
"sky blue"(https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a49866431.html)の直前の作品で、2004年リリースのモノとなります。


演奏曲は以下の通り
1 Concert in the Garden
Three Romances
2 pt.1) Choro Dancado
3 pt.2) Pas de Deux
4 pt.3) Danca Illusoria
5 Buleria, Solea y Rumba

Maria Schneiderの音楽と言うことで、基本的な部分はこれまで紹介の作品同様のことが言え、傾向としては彼女の本質部分での演奏となっています。
この盤での特質としては、耳障りが良いというか、表面上のわかりやすさが向上していると感じています。
真ん中にはさまっている"Three Romances"なる組曲があるのですが、女性的な繊細さと可憐さを兼ね備えた美しい楽曲になっています。

過去紹介の作品もそうですが、各曲で1~3人のソロフィーチャをしていましてジャケのcreditにもそれは記載されています。
 例えば、この盤の1曲目だと以下のように記載されています。
  Ben Monder(G)、Frank Kimbrough(P)、Gary Versace(acc)

ということで、アルバムの楽しみ方として、彼女のアレンジの妙を聴く部分と、ソロイストの力量を楽しむ部分の2つが存在していることになるのですが、個人的には彼女のアレンジ部分にヤられちゃっているので、言及はそこに集中してしまっています。
が、それぞれのソロも基本的には"楽曲としての全体の雰囲気を"壊さない範疇で自身のアイデンティティを出すというものであるのでしょうが、逆に"楽曲としての全体の雰囲気を"より強固に推し出すようなソロなんてのもありまして、実は聴きどころ満載だったりします。


と、言うことで入手困難と言われている"COMING ABOUT"だけが買えずに残っていたのですが、・・・

  なんと!! 

再発されちゃいました。(http://www.hmv.co.jp/product/detail/3512818)

情報を見つけた瞬間、近所のお店に駆け込んで、嬉々として買い込んできちゃいました。(既に入手済) ウシシ


Maria Schneider "Concert in The Garden"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/2612624)

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