Paolo Di Sabatino "Atelier Of Melody"

イメージ 1

この盤も、blog仲間の皆さんが高評価だったので、買い込んできた盤となります。
Paolo Di Sabatino自体は、先日(と言っても2007年)"threeo"(https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a46785349.html)というアルバムを偶然中古で買い込んできていたこともあり、初めてではありません。

メンツは以下の通り。B,Dsは、おそらく初めての人でしょう。
Paolo Di Sabatino(P)、Marco Siniscalco(B)、Glauco Di Sabatino(Ds)

演奏曲は以下の通り。知ってるタイトルがいくつか散見されると言った感じでしょうか。
1 You And The Night And The Music
2 The Girl from Ipanema
3 Song
4 Tenderly
5 It's All Right With Me
6 Atelier Of Melody
7 In Love In Vain
8 Giocando
9 Tango Del Maiamore
10 Well You Needn't
11 Del Sasser
12 Love In portofino
13 Sentimi

1曲目、最近Misha Piatigorsky "Happenin'"(https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a56210042.html)で聴いたばかりです。
この曲は、あっちのほうがはじけたアレンジでおもしろかったです。
2曲目のイパネマのアレンジは、千尋さんの演奏アレンジ(だったと記憶)に近いものを感じます。
バラードな3曲目、疾走感が気持ちよい5曲目、哀愁の9曲目とか、曲毎の表情の違いを楽しめるような面もあるのですが..。
この盤の真骨頂は、アグレッシブな演奏目白押し、これで澤野盤ですか!?ってな感じに弾き倒していたり、叩きまくったり、なんて瞬間が随所に見られ澤野盤の先入観を打ち砕いてくれる痛快さにあることは明白です。


こういうのも、イタリアジャズ隆盛の一端を見せている(しかも澤野で!!)ということなんでしょうね。
皆さんの高評価は、大いに納得できるアルバムでありました。


Paolo Di Sabatino "Atelier Of Melody"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/2801863)

この記事へのコメント