Jakob Bro "White Rainbow"

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秋から年末にかけて、ごく一部でかもしれませんが、Jakob Broという名前を頻繁に聞いていた記憶があるのですが新譜が立て続けに出たからというのもあったとは思いますが、それだけじゃないんじゃないかと勘ぐっております。

ということで、昨年リリースされたアルバム3枚のうちの1枚を中古でみっけて、買い込んできました。

メンツは9人。
George Garzone(Ts)、Jesper Zeuthen(As)、Andrew D'Angelo(BCl)、Soren Kjaergaard(Kb)、Jakob Bro(G)、
Anders Christensen(B)、Nicolai Munch-Hansen(B)、Jakob Hoyer(Ds)、Kresten Osgood(Ds)
2ベース、2ドラムと意欲的な9人編成となっています。

演奏曲は5曲。
1 Indian Folklore
2 Villanova
3 Copenhagen Slow Blues
4 Two Worlds
5 All's Well That Ends Well


基本的には、フリージャズにカテゴライズされるんでしょうけど、かなり聴きやすいですし、インパクトの強い音楽です。
渋さ知らズ好きなら、この演奏も気に入ると思います。と言う感じと考えれば間違いないでしょう。
渋さ(の一部)には「和の心」が封入されているのを感じますが、当然そう言う雰囲気は入っていませんで、その分違うフレーバーが封入されているんでしょうけど、Ornette Coleman的ユーモア感なんでしょうか..

まぁ、最近の渋さも「和の心」って感じは希薄なので、そう言う意味でも渋さ好きなら違和感なく聴けるような演奏であるとも言えるわけであります。(良くも悪くも、うれしくも悲しくも..)

この編成規模でのフリー系なので渋さ臭が漂っている可能性はかなり高いので、となるとギタートリオでリリースされた"Who Said Gay Paree?"が気になってきますし、さらには国内盤仕様まで作られた"Stars Are All New Songs: Vol.1"(メンバー豪華過ぎ?)も気になるじゃありませんか!!

気長に探すことになるのか...


Jakob Bro "White Rainbow"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/2778398)

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