Alex Riel "Get Riel"

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Alex Rielのアルバム、トリオとカルテットが立て続けにリリースされました。
ここのところ、Alex Riel作品にあまり悪い印象を持っていない身としては、買わないわけには
いきませんでした。
特に、トリオ作品は一般に売れた作品も多く、事実水準以上の完成度だったと思います。

さらに、この盤のピアニストがKenny Wernerなので、期待度は上がると言うものです。
ということで、トリオ作品の買いはすぐに決めたのですが、3枚買うと**キャンペーンもあることだし
、カルテットでもピアニストはKenny Wernerだし、ってことで両方ともに買い込んできた次第であります。

メンツは
Alex Riel(Ds)、Kenny Werner(P)、Pierre Boussaguet(B)
Pierre Boussaguetさんは、Ignasi Terraza盤(https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a45082034.html)で弾いていた人のようです。

演奏は以下の8曲。

1 Allanjuneally
2 Always
3 Bouss' Loap
4 Mosquito
5 Polovtsian Dance
6 Autumn In 3
7 NHOP
8 If I Should Lose You

演奏は、Alex Rielクオリティの4ビート主体の演奏で、ゆったりめな曲が多い印象です。

Kenny Wernerで考えると直近のリーダー作"With A Song In My Heart"(https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a55472446.html)と雰囲気はけっこう似ている印象です。(Alex RielとVenusのブツブツ・・)

ということで、Alex RielクオリティをKenny Wernerで楽しめると言う意味では、水準以上の盤であることは間違いないです。
ベストは3曲目か5曲目かだと思っていますが、これは3曲目はビート、4曲目はメロディの良さが利いているという理由からかもしれません。。
7曲目のNHOPはペデルセンへの追悼曲なんでしょうね、美しいメロディの曲でした。

大きな音で気持ちよく聴いていると4曲目(drum solo)冒頭のカーンで、相当ビビってしまうことが玉に瑕。
でも、このカーン。オーディオ的には結構気持ちいいかも(笑)


Alex Riel "Get Riel"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/3391356)

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