George Colligan "Runaway"

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George Colliganと言うと"Blood Pressure"買って「ほんのちょっとだけ食い足りない気がするのは、ハードなジャズを聴きすぎているからでしょうか」なんて書いていて、"Unresolved"でMark Turnerを見直して、"Constant Source"で「彼の魅力を堪能するには生pianoの演奏の方が完全に上だ」と喝破したところが現在まで。
ここで新作を見つけて、躊躇しつつどうしようかってな感じだったのですが、意を決して発注をしたのですが、・・しかし、この盤はなかなか入手できませんでした。

当初、HMVへの発注だったのですが、WEB上で"在庫あり"なのに、発注準備がされないので、問い合わせたら表示ミスで在庫なしだとの回答でした。
(ここ、注意が必要です。そういう事実があるということです。)
でもそのまま入荷待ちしていたのですが、全然入らなそうだったので途中で諦めてamazonに発注替えをしてようやく入手となりました。

メンツは、以下の通り。Kerry Politzerが3、7曲目で歌って、10曲目でpiano弾いています。その10曲目でGeorge ColliganがTpを演奏しています。
George Colligan(P,Syn,Tp)、E.J. Strickland(Ds)、Joshua Ginsburg(B)、Kerry Politzer(P,Vo)、Tom Guarna(G)

演奏曲は
1 End of a Dynasty
2 Righteous
3 When I Go
4 R U Things the All?
5 Be Gentle
6 Skeletons in the Closet
7 Forlorning
8 Ghostland
9 Waltz for All the Things We Meant to Do and Never Did
10 Innocent Youth
11 Runaway

1曲目が8ビートのピアノトリオ、2曲目がFUSION色の濃い作品になっているのですが、ここまでで評価を決めちゃうと、あまり高評価にはならないのかなぁと思っています。

2~6曲目にギターが入っているのですが、なかなか渋いギターを聴かせてくれる人ですねぇ。ちょっと気に入りました。リーダー作は出している方のようです。
E.J. Stricklandのドラムもがんばってはくれているのですが、楽曲とそぐわない感じがする部分があって、ちょっともったいないかなぁ..
全体に、やっぱり生ピの演奏が好感触で、エレピの楽曲は軽く響いてきちゃってなんだかなぁ感が強いです。
たぶん、当人の嗜好が両刀なんでしょう。ちょっともったいない気がしてしまうのですがしかたありません。

でも、苦労して入手した"かい"があった と書きたいところですが、苦労して入手したわりには・・・感が強いところがorz..

George Colligan "Runaway"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/2776074)

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