Alex Riel "Riel Time"

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Alex Rielのアルバム、トリオとカルテットが立て続けにリリースされました。
ここのところ、Alex Riel作品にあまり悪い印象を持っていない身としては、買わないわけにはいきませんでした。
とはいえ、カルテット作品"Live at STARS"(https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a54800714.html)は期待が大きかったせいがあったとしても、期待はずれだったというのが正直なところなので、ちょっと心配の種が残っていることは否めないのですが、3枚買うと**キャンペーンもあることだし、ってことで両方ともに買い込んできた次第であります。

メンツは、Kenny Werner、Jesper Lundgaardなので、盤石と言えるでしょう。以下の通り。
Jerry Bergonzi(Ts)、Kenny Werner(P)、Jesper Lundgaard(B)、Alex Riel(Ds)

Jerry Bergonziは、おそらく初めてです。最新作"Tenor Talk"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/2731873)がwish listには入って(入りっぱなしになって)いますねぇ..(苦笑)


演奏曲は、以下の7曲。って言うか2曲目としてクレジットされている"speak"は本当にしゃべりだけ約1分。さらに6曲目になってる"Presentation"も約30秒のしゃべりなので、実質5曲ということになります。
1 I Hear A Rhapsody
2 Speak
3 Si Senora
4 Optimum Propensity
5 Stablemates
6 Presentation
7 Loud Zee

1曲目から18分超の怒濤の演奏になっていましてJerry Bergonziのちょっと線が細い気もするけど饒舌なTSと、Alex Rielのちょいとネバついたソロがたっぷりと堪能できてしまいます。
2曲目以降も良い感じの演奏が続きますが、最初のテーマはSaxが奏でていますが、その後のソロ回しでのJerry Bergonziの印象がかなり薄く感じまして、その分ピアノトリオとしての演奏比率が高・・いや、各人(特に3人の)のソロを楽しむ頻度が高いような印象が強いように感じます。
(相応のクオリティだけど、ちと長い印象の)ソロを楽しめれば、かなり聴き応えのある作品にはなると思います。

実質5曲ですが、全部12分を超える怒濤の演奏なので、お腹いっぱいにはなれます。

Alex Riel "Riel Time"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/3391434)

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