Manuel Rocheman "TRIO URBAIN"

イメージ 1

Manuel Rochemanという名前で出てくるジャケ写をあらためて眺めると、知ってる図柄がいくつか出てきてうなってしまいました。 個人的には全然引っかけてこなかったものですから..。
 http://www.manuelrocheman.com/discographie/trio.html

たとえば、"Cactus dance"相変わらずwish listに残ってます。
たとえば、"Tropic City"書籍に出ていたんですよね。たぶん。

ということで、この盤は話題に上がりやすい人Manuel Rochemanのデビューアルバムとなります。
録音は、1989年1月(1989年が20年前ですぞ!! ビックリ)となっています。

中古で見かけて、リーダーがなんとなく見覚えのある名前で、ベースにFrancois Moutinが入っていたのでちょっと聴いてみようと買ってきた次第であります。

メンツは
Manuel Rocheman(P)、Francois Moutin(B)、Peter Gritz(Ds)

演奏曲は、5曲がオリジナルとなっています。
1 Morceau De Trio
2 Body And Soul
3 Sarcasmes
4 Cherokee
5 Trio Urbain
6 Passe Temps
7 Ciboure

このピアニスト自体は、巷でもちょっと話題の人なので、期待はずれになることは全然想定していません。
bill evansを彷彿とさせつつ、結構手数多めのころころしたピアノを弾く人ってイメージ。
evansを彷彿とさせるところからも欧州系の香りは漂うのですが、甘さは全然足りてません。
さらに、Francois Moutinがかなり頑張っていまして、やるときはやりまっせ的に弾き倒している場面幾多。
Peter Gritzって名前に記憶はないのですが彼もなかなかヤってくれます。手数多めなれど、多すぎることはなくテンポ早めの曲で演奏をグィグィ煽ってるのは聴いてて気持ち良いっす。
検索したら、晩年のbarney wilenと共演していたようです。


ということで、このピアニスト結構気に入っちゃったので、何枚か探してこようと考えております。
自分の備忘録も兼ねて、リーダー作(トリオだけ)とメンツをリストしておきます。
"TRIO URBAN" 1990 Francois Moutin(B)、Peter Gritz(Ds)
"White Key" 1992 Francois Moutin(B)、Lois Moutin(Ds)
"Tropic City" 1996 Christopher Wallemme(B)、Simon Goubert(Ds)
"Come shine" 1998 George Mratz(B)、Al Foster(Ds)
"I'm Old Fashioned" 2000 George Mraz(B)、Ricardo Del Fra(B)、Simon Goubert(Ds)、Al Foster(Ds)
"Cactus dance" 2007 Scott Colley(B)、Antonio Sanchez(Ds)


Manuel Rocheman "TRIO URBAIN"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/1886232)

この記事へのコメント