Joshua Redman "COMPASS"

前作もピアノレスでしたが、今作もピアノレスとなります。
前作では3組のリズム隊を使い分けていましたが、今作では、2人ずつのリズム隊を縦横無尽に使い分けています。
メンツは以下の通り。
Joshua Redman(Ts,Ss)、Brian Blade(Ds)、Gregory Hutchinson(Ds)、Larry Grenadier(B)、Reuben Rogers(B)
中ジャケのメンツを整理してみますと、以下の通りとなっておりまして、2ベースでの演奏が7曲。
そのうち、2ドラムの曲が5曲と多くなっています。
1234567890123
BB-***-*-******
GH*-***-**-*-*-
LG******-*-*-**
RR*-**--*******
1 Uncharted
2 Faraway
3 Identity Thief
4 Just Like You
5 Hutchhiker’s Guide
6 Ghost
7 Insomnomaniac
8 Moonlight
9 Un Peu Fou
10 March
11 Round Reuben
12 Little Ditty
13 Through The Valley
演奏は、さすがにこれだけのメンツが揃って悪かろうはずはありません。
基本は、強力なリズム隊の上でのjoshua redmanの一人舞台という構成になっています。
ということで、インプロビゼーションの応酬が基本となるのですが、リズムがしっかりしているので印象も散漫にならず、テンポを追いかけるようなワナにはまることもなく演奏に集中することができます。
音量的にも、リズム隊よりsaxの音が大きく入っているので、集中して聴ける感じを増強しているのかもしれません。
2人ずつのリズム隊も、決して控えめではないのですが出過ぎずに全体の調和を崩すことなく、見事に融和しているところも、さすがにこのメンツならではと言えると思います。
全体的な印象としては、最近の米系のジャズの大いなる潮流であるところの内向性は持っているので、若干重たい印象はぬぐえないですかねぇ。。
それでいて、joshua redmanの音がやけにサラッとしている印象がありまして、全体の雰囲気的にはもうちょっとドロッとした部分が強く出ていても良いようなイメージがありまして、全体の雰囲気としてどっちつかずな感じを受けている部分もあります。
結果的に、個人的には多少のちぐはぐ感は感じつつ、それでも聴いていると思わず引き込まれるその圧倒的な演奏にヤられてしまっているのが実情です。
Joshua Redman "COMPASS"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/3498235)
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