Lee Konitz "Another Shade of Blue"
ということで、Lennie盤(http://www.hmv.co.jp/product/detail/1930565:未紹介)なぞ買い込んできてオリジナルな演奏も楽しんだりしておりますが、Lennie Tristanoと言うと次に出てくる名前は、Lee Konitzとなるわけでして、この辺も全然未聴だらけなので、有名なコノ(http://www.hmv.co.jp/product/detail/76703)あたりから聴いてやろうと思ってWEBを眺めていたら、コノ(http://www.hmv.co.jp/product/detail/472641)盤が目について、いやに良いメンツで演ってるじゃんと気にしていたら、その盤のバージョン違いを中古で見つけて、思わず買い込んできたと言う事の次第であります。
※なので、最初に目星をつけた2枚はまだ未聴(未入手)
ということで、メンツですが、たまりませんねぇ
Brad MehldauとCharlie Hadenの共演は、このセッション以外では無いんじゃないでしょうか??
Lee Konitz(As)、Brad Mehldau(P)、Charlie Haden(B)
演奏曲は、比較的オーソドクスなところ。
1 Another Shade of Blue
2 Everything Happens to Me
3 What's New?
4 Body and Soul
5 All of Us
演奏ですが、なんというか実にいぶし銀的な演奏 という印象です。
全体に、早い曲を選んでいないこと。ドラムが入っていないこと。なんてあたりがいぶし銀な雰囲気を呼んでいると思いますが、なんと言ってもLee Konitzのアルトの音色がいぶし銀であるところは間違いありません。
しかし、良いアルトを吹きなさる。
それと気になるのが2大偉人に囲まれた若手のBrad Mehldauでありますが、決して萎縮はしておらず、かといって出しゃばり過ぎもせず、とはいえ3人なので、ソロはしっかりこなしていますが、全体的には音楽の雰囲気を壊さないところで絶妙な演奏をしています。
Charlie Hadenは、録音が良いせいもあると思いますが、なかなかキッチリとしたいい音を響かせています。
このアルバムの音楽の雰囲気のかなりの部分は、彼の音に依っていると想像します。
この演奏、なぜか凄く引き込ませる魅(魔)力を持っているようで、いつ聴いても、何度聞いても知らぬ間に聴き入ってしまっています。
どうやらこの盤ほうが後から出ている(=先の方が良い演奏が多い気がする)ようなので、先に出ていたコッチ(http://www.hmv.co.jp/product/detail/472641)も是非とも手に入れなければ..
Lee Konitz "Another Shade of Blue"(http://www.amazon.co.jp/dp/B00001ZSXJ)
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