Seamus Blake "Way Out Willy"

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Seamus Blakeのリーダー作では、先日の"Live in Italy"(https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a56127199.html)の直前のアルバムと言うことになります。 とはいえ、約2年前になりますが..

ライブ盤にぶっ飛んでしまっていたので、直前のアルバムであるこれを中古で見つけたときに、ググッと食指が動き、さらにkikoskiが管のバックで弾いてること、ついでにLage Lund、Bill Stewartの名前にも後押しをされての購入と相成りました。
ということで、メンツは以下の通り
Seamus Blake(Ts)、Lage Lund(G)、David Kikoski(P)、Orlando LeFleming(B)、Bill Stewart(Ds)
ベーシストの名前が記憶になかったのですが、、Lage Lund盤、arihoenig盤で聴いているんですね..

演奏曲は以下の6曲。
1 Fear Of Roaming
2 Badlands
3 Trust In You
4 Way Out Willy
5 Hoi Polloi
6 The Jupiter Line
2年前とはいえ直前のアルバムということで、1,4,6曲目がliveでも披露されていた曲になります。

演奏ですが、さすがにライブほどの汗ほとばしる熱い演奏とは感じられませんが、若干の緊張感と若干の余裕感のある演奏が聴いていてとても気持ちよいものがあります。
曲構成(=アレンジとか)自体は、あまり技巧に走った感じではなくテーマからソロにと言うことで若干の緊張感と若干の余裕感の源泉は、各人の演奏(=おもにソロ)にありまして、特にピアノとギターは秀逸なソロを繰り広げています。
やっぱり、david kikoskiは管の後ろで映えるんだと思います。
Lage Lundも、リーダー作ではあまりピンとこなかった(うまいのは判るけど、でも..)のですが、この盤では、結構熱い演奏を繰り広げていて、なかなかヤるではないか!!と、感じてしまいました。(この後リーダー作再聴すると印象変わるのだろうか..)

Seamus Blakeも、ライブ盤のほうが俄然素晴らしいのは置いといて、それでもちょいとブチ切れ気味な演奏を聴かせてくれたりして..。
で、陰の立役者的存在としてのBill Stewartなんでしょうな。スゲェっす。


Seamus Blake "Way Out Willy"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/2513225)

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