Avishai Cohen "Aurora"
ベーシストのAvishai Cohenの新譜です。
トランペッターのAvishai Cohenは"The Trumpet Player"(https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a34243841.html)以降、あまりいい話を聞かなくてそれ以降の新譜は聴いていないのですが、ベーシストのAvishai Cohenはコンスタントに佳作を発表し続けているという印象を持っています。
ということで、特に詳細を確認することなく、"出たから買い"をしています。
メンツと楽器を書き出してみると、"Vo"なんてクレジットが見えるんですが、これを事前に知っていたら、買ったかというと..買ってるんでしょうね(笑)。
Avishai Cohen(B,Vo)、Shai Maestro(P)、Itamar Doari(Per)、Amos Hoffman(Oud)、Karen Malka(Vo)、Stephane Belmondo(Tp)、Lionel Belmondo(Fl)
演奏曲は、以下の12曲。オリジナルが8曲のようです。
1 Morenika
2 Interlude in C Sharp Minor
3 El Hatzipor
4 Leolam
5 Winter Song
6 It's Been So Long
7 Alon Basela
8 Still
9 Shir Preda
10 Aurora
11 Alfonsina Y El Mar
12 Noches noches / La luz
で、肝心の中身ですが、完全にVoをフィーチャした中東音楽の趣が強いです。
元来、中東の楽器をフィーチャした中東フレーバーの楽曲が多いので、その部分に違和感はあまりないのですが、ここまでVoが前面に出ている(たしかに大半の曲ではベースがしっかりした演奏をしてますし、演奏自体のクオリティもそう悪くはないと思いますが)と、自分が聴きたかったAvishai Cohenではないと嘆きたくなってしまいますねぇ..
ということで、さすがに、悪くはないんだけど、投げ捨てたくなるようなデキではないし、買って損したと微塵も思っちゃいない(嘘)んですけど、愛聴するとか、しっかりコレクションしておくとかそう言う感じにはならず、たいがい車内のBGMに成り下がり(最近、そうする盤が多いからこの機会すらないのかも)、そのまま棚の隅で埋もれてしまうことでしょう。
(個人的嗜好以外のなにものでもない理由に依るということです。)
ここ最近、本当にジャズの楽器奏者が、ジャズじゃない音楽でアルバムを作る頻度が高くなっています。
米国のジャズはどうなってしまったんだ??と、あまり冗談を交えずに、思わず現況を憂いてしまう次第であります。
charlie haden, john scofield, brian blade, avishai cohen, ...
Avishai Cohen "Aurora"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/3541384)
トランペッターのAvishai Cohenは"The Trumpet Player"(https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a34243841.html)以降、あまりいい話を聞かなくてそれ以降の新譜は聴いていないのですが、ベーシストのAvishai Cohenはコンスタントに佳作を発表し続けているという印象を持っています。
ということで、特に詳細を確認することなく、"出たから買い"をしています。
メンツと楽器を書き出してみると、"Vo"なんてクレジットが見えるんですが、これを事前に知っていたら、買ったかというと..買ってるんでしょうね(笑)。
Avishai Cohen(B,Vo)、Shai Maestro(P)、Itamar Doari(Per)、Amos Hoffman(Oud)、Karen Malka(Vo)、Stephane Belmondo(Tp)、Lionel Belmondo(Fl)
演奏曲は、以下の12曲。オリジナルが8曲のようです。
1 Morenika
2 Interlude in C Sharp Minor
3 El Hatzipor
4 Leolam
5 Winter Song
6 It's Been So Long
7 Alon Basela
8 Still
9 Shir Preda
10 Aurora
11 Alfonsina Y El Mar
12 Noches noches / La luz
で、肝心の中身ですが、完全にVoをフィーチャした中東音楽の趣が強いです。
元来、中東の楽器をフィーチャした中東フレーバーの楽曲が多いので、その部分に違和感はあまりないのですが、ここまでVoが前面に出ている(たしかに大半の曲ではベースがしっかりした演奏をしてますし、演奏自体のクオリティもそう悪くはないと思いますが)と、自分が聴きたかったAvishai Cohenではないと嘆きたくなってしまいますねぇ..
ということで、さすがに、悪くはないんだけど、投げ捨てたくなるようなデキではないし、買って損したと微塵も思っちゃいない(嘘)んですけど、愛聴するとか、しっかりコレクションしておくとかそう言う感じにはならず、たいがい車内のBGMに成り下がり(最近、そうする盤が多いからこの機会すらないのかも)、そのまま棚の隅で埋もれてしまうことでしょう。
(個人的嗜好以外のなにものでもない理由に依るということです。)
ここ最近、本当にジャズの楽器奏者が、ジャズじゃない音楽でアルバムを作る頻度が高くなっています。
米国のジャズはどうなってしまったんだ??と、あまり冗談を交えずに、思わず現況を憂いてしまう次第であります。
charlie haden, john scofield, brian blade, avishai cohen, ...
Avishai Cohen "Aurora"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/3541384)
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