Celso Fonseca "Feriado Ao Vivo"

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Celso Fonsecaの新譜はライブ盤です。
"Feriado"(おっと未紹介だった)のときは、当初ずーっと値段が高いままで躊躇していたのですが、この盤は最初からまっとうな値段だったので速攻買いを決めた次第であります。

メンツは以下の通り。
Jorjao Barreto(P)、Fabio Lessa(B)、Flavio santos(Ds)、Fernando Trocado(Sax,Fgh)、Arimatela(Tp)、Serjao de Jesus(Tb)、Celso Fonseca(G,Vo)
で、ゲストでAna Carolina、Gilberto Gil、Roberta Saが加わっているようです。
・・・ジャケの情報がスペイン語なのでよくわからん(汗)

演奏曲は以下の通り、同時発売のDVDはさらに4曲多いそうです。
1 Slow Motion Bossa Nova
2 Feriado
3 Is This Love - Part.Especial: Gilberto Gil
4 Palco - Part.Especial: Gilberto Gil
5 Ela So Pensa Em Beijar
6 Queda
7 A Voz Do Coracao - Part.Especial: Roberta Sa
8 Nunca Pensei
9 Um Dia Domingo - Part.Especial: Ana Carolina
10 Sorte
11 Polaroides
12 Samba E Tudo
13 Meu Samba Torto
14 Beleza

演奏ですが、1曲目が名曲"Slow Motion Bossa Nova"ですからねぇ。一気に引き込まれます。
その後も、多少なりともCelso Fonsecaを聴いてきた人にはおなじみの曲がぞろぞろと出てきて、もうそれだけで「ありがとうございます」てな気分になってしまいます。

ジャズは、ライブのノリが・・なんていつも書いていますが、ボサノバ系の音楽はスタジオで作られた絶妙なバランスで絶妙に構成された構築美的なものを魅力に感じる部分もありまして、もちろんライブでのノリの良さが心地よい場合もたぶんにありえているとは思っています。
(Joao Gilebertoはこういう考え方を超越していることは言うまでもない)
個人的な感覚では、Celso Fonsecaの音楽については前者(構築美)であると思っているので、そう言う意味ではポイントはちょいと低めかなぁと言うのもあります。
彼の音楽は、クールにけだるく響いているのをクールにゆらりと聴いていたい感じがしているのですが、ライブだと多少なりとも熱くなる部分があるので、その分だけちょいと...って感じてるんだと思います。
それにしても心地よい音楽が心地よく流れてくるのはやっぱり溜まらないものがあるのでありました。


Celso Fonseca "Feriado Ao Vivo"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/2820358)

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