Yaron Herman "MUSE"
過去2枚買って聴いてます。
"a time for everything"(https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a51245527.html)
"Variations Piano Solo"(https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a56902172.html)
これが3枚目のアルバムと言うことで間違いなさそうです。
メンツは、前作同様の下記。ピアノトリオ+弦楽器という構成です。
Yaron Herman(P)、Matt Brewer(B)、Gerald Cleaver(Ds)
演奏曲が以下の11曲。オリジナルが5曲です。
1 Muse
2 Con Alma
3 Vertigo
4 Lamidbar
5 Perpetua
6 Isobel
7 Joya
8 Lu Yehi
9 Twins
10 And The Rain
11 Rina Balle
演奏ですが、全体的に良くできていることは認めるのですが、なんか作為的な雰囲気を感じてしまうのは、気のせいでしょうか??
ソロ作がkeith jarrett風で、前作がbad plus/E.S.T.調の作風から散漫なほどに多彩な演奏集だったことを考え合わせると、技術面では突出している才能も編曲面ではアイデアを自身の中できっちり消化しきれていないって感じなんですかねぇ。
即興部分は、多彩で流麗で繊細でなかなか良い感じなんですが。。
全体的に、若干"陰"なイメージが強い作風ではあるのですが、そんなに悪くないし、聴き応えもあるし、たぶん気になるところが気にならなければ、見えてくる新しい魅力もありそうな気配はあるんだけど...
弦楽器は、jef neveが管楽器でやっているようなイメージでの使い方。
Yaron Herman "MUSE"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/3559057)
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