Lee Konitz "Alone Together"
Brad Mehldau(P)、Charlie Haden(B)、Lee Konitz(As)
このメンツの盤で、以前"Another Shade of Blue"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a57080689.html)と言う盤を中古で見つけて買って聴いてかなり気に入ったのですが、この盤の前にリリースされているアルバムの存在は知っていたので、この時の演奏で最初に出た盤が俄然欲しくなって入手したのが、この盤ということになります。
演奏曲は下記6曲。
1 Alone Together
2 Song Is You
3 Cherokee
4 What Is This Thing Called Love?
5 'Round Midnight
6 You Stepped Out of a Dream
Lee Konitzのちょっとハスキーなアルトの音色と、深く沈み込むCharlie Hadenのベース、間をとりもつBrad Mehldauのピアノという3者のコントラストが絶妙であるのは、以前の盤と同様で、これだけ聴いていてもうっとり聴き入ってしまうほどに素晴らしいです。
3人での演奏なので各者の周囲の空間が存分に空いていて、その充分な空間を存分に使って対話感を持っていながら(ほとんどずっと3人ともソロを演ってるようなもん(嘘、言い過ぎ)だから)自由闊達な演奏を繰り広げているのを聴くのは清々しいほどの気持ちよさです。
1曲目Alone Togetherから、10分超えの演奏が連続するのですが、演ってるほうも聴いてるほうも全然だれることなく聴き通せる充実感を持った演奏を繰り広げています。
それにしても、Lee Konitzのsaxの音は、気持ち良いっす。ハマってます。
Lee Konitz "Alone Together"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/472641)
この記事へのコメント