Martial Solal "NY-1"

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この盤は、ずいぶん前にnaryさんからお薦めしていただきまして、ずっと気になって(中古を)探していたのですが、先日ようやく見つけだして入手完了した次第であります。
が、今となってはその文章(このblogのどこかのコメントに記載があるはず)の在処も、どのような経緯でお薦めいただいたかもすっかり失念しておりますです(恥)

メンツは以下の通り。moutinとstewartのトリオとなります。
Martial Solal(P)、Francois Moutin(B)、Bill Stewart(Ds)

2001年9月21~23日にvillage vanguardで演ったライブからの収録でリリースは2003年だったようです。
演奏曲は以下の通り。
1 NY-1
2 What Is This Thing Called Love
3 Suspect Rhythm
4 Body & Soul
5 Zag Zig
6 Softly As A Morning Sunrise
7 Lombardy

1曲目から、かなり挑戦的な楽曲で尋常でない聴き応えを確信できます。
3者がそれぞれ各人の眼光を確認しつつ、鼓舞して、牽制して、煽って、という演奏が続きます。
緊張感が延々続くような演奏で、聴き応えというより、聴き続けるのにちょいと努力が必要なくらいです。
フリージャズにはならないのですが、フリーに近いところまで好き勝手に演奏している感じがあって、これに聴き入ることができれば演奏にぐいぐい引き込まれて、かなり満足度の高い聴取となるのですが、まったく逆に聴く意識をちょっと抜くと頭の中を(思考回路を回避して)スルッとこぼれ落ちていくような感じです。
※通勤中に聴いていたのですが、意識が音楽からハズれることがよくあって。。(自戒)

全体的には、凄い演奏を聴かせていただきましたって感じです。


Martial Solal "NY-1"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/1978720)

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