Francesco Cafiso "Angelica"

Francesco Cafisoは、当初naryさんの絶賛から聴き出し初め、過去に3枚のアルバムの紹介をしています。
彼の場合、本国制作盤と日本制作盤とが平行してリリースされる状況が続いております。
"Concerto For Michel Petrucciani"イタリア制作
"Newyork Lullaby"日本制作
"Happy Time"イタリア制作
"Seven Steps To Heaven"日本制作
"Angelica"イタリア制作
メンツは以下の通り。Aaron Parksのトリオに1管入っているような構成になっています。
Francesco Cafiso(sax), Aaron Parks(p), Ben Street(b), Adam Cruz(ds)
演奏曲は4曲のオリジナルと、残りはジャズ偉人の曲を持ってきているようです。とは言え国内制作とは違い有名曲が並ぶようなことはありません。
1 A flower is a lovesome thing
2 King Arthur
3 Angelica
4 December 26th
5 Peace
6 Scent of Sicily
7 Waiting for
8 Why don't I
9 Winter sky
中身ですが、1曲目のスローテンポで完全にヤられちゃいました。
前々作くらいから、彼の真骨頂はスローな曲にあると書いていますが、この盤でもまったく同様にスローな曲で耳がググッと引き寄せられてしまいます。
前作"Seven Steps To Heaven"の感想で「なんというか印象に残る感じが少ない。」なんて書いていますが、さすがに若手有望株だけあって今作ではかなり聴き応えのある演奏になっています。
(もしかしたら、日本制作より伊制作のほうが気合いが入っているだけだったりして..(汗))
サイド参加のAaron Parksがこれまた良い仕事をしてまして、曲に対してはつかず離れずの良い関係を築いているのですが、Francesco CafisoのAsに対しては、時に寄り添うが如く時に無関係を装うが如くの大胆な演奏で、彼を中心に聴いているとかなりスリリングな演奏を楽しめるんじゃないかと思います。
ということで、ますます磨きがかかっているFrancesco Cafiso。まだまだ見逃せない存在であります。
Francesco Cafiso "Angelica" (http://www.hmv.co.jp/product/detail/3609536)
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