国立パワージャズ 2009
2009年11月8日 国立は、一橋大学兼松講堂に於いて、国立パワージャズが開催されました。
今年で3回目となりますが、個人的には初参戦を果たして参りました。
概ね時間通りの開場ではありましたが、開演は15:00をちょっと過ぎていたと思います。
聴衆は、兼松講堂ほぼ9割は埋まっていたんじゃないかと思います。
講堂前に4つの出店が出てまして、酒とそのつまみ(他、少々)を販売しておりました。
開場前に生ビールを飲んだのは当然ということで。。
1組目は、林栄一、水谷浩章、中村達也のsax trioです。
しょっぱな。中村さんがかなり仕掛けて、水谷さん椅子から落ちんばかりのノリを見せたのですが若干空振りぎみで、中盤ちょっとテンションが落ちてた感じではありました。
林さんが(後から考えるとパワーセーブしていたのか)ちょっとノリ切れていない感じがしました。
まぁ、1組目なのでこんなもんかと思っていたら、中村さんがガンガンに責め立てて水谷さんが後押しして、最後の2曲(水谷さんがエレベに持ち替えて)で完全に盛り返してとんでもない演奏となって大団円。
ノッケからドヒャーな感じになってまいりました。
30分のインターバルの後、2組目は個人的には一番のお目当てである板橋さんの登場です。
板橋文夫、井野信義、小山彰太のピアノトリオ。
なんだかちょっと鳴り切れていない(と感じた)ピアノをなだめすかしながら板橋節をガシガシと繰り出す中、それをフォローするような喰ってやろうと襲っているかのようなドラムとベースの鬼気迫る猛追。
曲(の大半)はお馴染み(というには曲名まで覚えていないのは私の不覚)の、非常に繊細な旋律を持った名曲ではあるのですが、ライブでのスリリングな展開をまざまざと見せつけるような演奏にはただただひれ伏すばかりなのでありました。
開演時からマイクの用意で管が参入してくることは予感していたのですが、まさか片山、林の両名での参戦(しかも客席後方から入ってくる)とは予想だにしませんでした。
さらに、バリトンの吉田隆一(だと思う)と3者入り乱れてのフリーインプロの応酬には完全にノックアウトさせられました。
ここまででこのライブの元は取ったと確信したのでありました。このブッキングは村上氏の成せる技なのでしょうか??
1時間の演奏30分のインターバルの進行の予定で全てが進んでいたのですが、興味本位で途中の舞台替えを客席から見ていたのですが..。
まずグランドピアノを舞台から降ろして。。 後方のドラムをセットして、管の人達の席を用意して、その他周囲のセッティングをしながら全てのマイクの音量調整。音が出ないときは原因探査と修繕。なんてやってるうちにあっという間に1時間くらい経過してまして。
3組目のスタートはインターバル1時間後となりました。
3組目は、(結果的に)多くの人がお目当てにしている"渋さ知らズ"です。
結成から20年を経過してすでに大いなる盛り上がりを超えて話題性も一段落。そろそろ人気も翳り始めていると予測していたのですが、そんな予想は完全に間違っていました。
おそらく、今回の聴衆の半数以上は"渋さ知らズ"目当てだったと思います。前の人も横の人も1組目2組目では、背もたれにダラーッと体を預けていたはずですが、3組目開始早々手は頭の上に乗っかりぱなし。
昨年はお馴染みの曲をちょっとスローにメローに編曲したバージョンなども披露されていたようですが、今回は聴衆は踊るためだけに渋さを聴きに来ていることを完全に掌握した状態で、ノリノリの演奏に終始。
2~30分経過したところでもう我慢できませ~んと、前の席の数人が舞台前に躍り出て(文字通り踊り出て)踊り初めたのを皮切りに!! あちらからゾロゾロ、こちらからゾロゾロと、有象無象に人々が前に走り出て狂乱の踊りに馳せ参じるという状態になったのでありました。
こうなると、演るほうもノりにノらなきゃいけないという義務感が生じるのか大変な騒ぎとなって、会場が凄いことになってしまいました。
(但し前方だけ。中間から後ろは席は空き気味になれど、しっかり座って聴いている人がおりました(私もその一人))。
林、片山の両名が入った"渋さ知らズ"を、片山さんの元気な姿とともに堪能できたことが何よりの収穫でした。
※林さんは結局3つすべてのステージに立っていたのでした。そりゃ、最初はパワーセーブしますよね。。
ただ、個人的には音の大きさには完全に閉口しました。オジさんにはついていけない音量でした。音楽は充分についていけるのですがねぇ..
でも、片山さん(多分演奏者の最長老)は55は過ぎているはずなのですがライブ中もかなりノリノリで吠えてましたから、彼よりてんで若い私などはまだまだライブで踊らないといかんなぁと、頭の片隅では思っていたのですが..
今年で3回目となりますが、個人的には初参戦を果たして参りました。
概ね時間通りの開場ではありましたが、開演は15:00をちょっと過ぎていたと思います。
聴衆は、兼松講堂ほぼ9割は埋まっていたんじゃないかと思います。
講堂前に4つの出店が出てまして、酒とそのつまみ(他、少々)を販売しておりました。
開場前に生ビールを飲んだのは当然ということで。。
1組目は、林栄一、水谷浩章、中村達也のsax trioです。
しょっぱな。中村さんがかなり仕掛けて、水谷さん椅子から落ちんばかりのノリを見せたのですが若干空振りぎみで、中盤ちょっとテンションが落ちてた感じではありました。
林さんが(後から考えるとパワーセーブしていたのか)ちょっとノリ切れていない感じがしました。
まぁ、1組目なのでこんなもんかと思っていたら、中村さんがガンガンに責め立てて水谷さんが後押しして、最後の2曲(水谷さんがエレベに持ち替えて)で完全に盛り返してとんでもない演奏となって大団円。
ノッケからドヒャーな感じになってまいりました。
30分のインターバルの後、2組目は個人的には一番のお目当てである板橋さんの登場です。
板橋文夫、井野信義、小山彰太のピアノトリオ。
なんだかちょっと鳴り切れていない(と感じた)ピアノをなだめすかしながら板橋節をガシガシと繰り出す中、それをフォローするような喰ってやろうと襲っているかのようなドラムとベースの鬼気迫る猛追。
曲(の大半)はお馴染み(というには曲名まで覚えていないのは私の不覚)の、非常に繊細な旋律を持った名曲ではあるのですが、ライブでのスリリングな展開をまざまざと見せつけるような演奏にはただただひれ伏すばかりなのでありました。
開演時からマイクの用意で管が参入してくることは予感していたのですが、まさか片山、林の両名での参戦(しかも客席後方から入ってくる)とは予想だにしませんでした。
さらに、バリトンの吉田隆一(だと思う)と3者入り乱れてのフリーインプロの応酬には完全にノックアウトさせられました。
ここまででこのライブの元は取ったと確信したのでありました。このブッキングは村上氏の成せる技なのでしょうか??
1時間の演奏30分のインターバルの進行の予定で全てが進んでいたのですが、興味本位で途中の舞台替えを客席から見ていたのですが..。
まずグランドピアノを舞台から降ろして。。 後方のドラムをセットして、管の人達の席を用意して、その他周囲のセッティングをしながら全てのマイクの音量調整。音が出ないときは原因探査と修繕。なんてやってるうちにあっという間に1時間くらい経過してまして。
3組目のスタートはインターバル1時間後となりました。
3組目は、(結果的に)多くの人がお目当てにしている"渋さ知らズ"です。
結成から20年を経過してすでに大いなる盛り上がりを超えて話題性も一段落。そろそろ人気も翳り始めていると予測していたのですが、そんな予想は完全に間違っていました。
おそらく、今回の聴衆の半数以上は"渋さ知らズ"目当てだったと思います。前の人も横の人も1組目2組目では、背もたれにダラーッと体を預けていたはずですが、3組目開始早々手は頭の上に乗っかりぱなし。
昨年はお馴染みの曲をちょっとスローにメローに編曲したバージョンなども披露されていたようですが、今回は聴衆は踊るためだけに渋さを聴きに来ていることを完全に掌握した状態で、ノリノリの演奏に終始。
2~30分経過したところでもう我慢できませ~んと、前の席の数人が舞台前に躍り出て(文字通り踊り出て)踊り初めたのを皮切りに!! あちらからゾロゾロ、こちらからゾロゾロと、有象無象に人々が前に走り出て狂乱の踊りに馳せ参じるという状態になったのでありました。
こうなると、演るほうもノりにノらなきゃいけないという義務感が生じるのか大変な騒ぎとなって、会場が凄いことになってしまいました。
(但し前方だけ。中間から後ろは席は空き気味になれど、しっかり座って聴いている人がおりました(私もその一人))。
林、片山の両名が入った"渋さ知らズ"を、片山さんの元気な姿とともに堪能できたことが何よりの収穫でした。
※林さんは結局3つすべてのステージに立っていたのでした。そりゃ、最初はパワーセーブしますよね。。
ただ、個人的には音の大きさには完全に閉口しました。オジさんにはついていけない音量でした。音楽は充分についていけるのですがねぇ..
でも、片山さん(多分演奏者の最長老)は55は過ぎているはずなのですがライブ中もかなりノリノリで吠えてましたから、彼よりてんで若い私などはまだまだライブで踊らないといかんなぁと、頭の片隅では思っていたのですが..
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