板橋文夫 "North Wind"
前々回(3回目)の新譜試聴会の最後に映像が開陳された"板橋文夫さんのソロピアノ"が音源だけで販売されていることをひょんなことから知りまして、思わず購入した2枚組であります。
1998年北海道北見でのコンサート音源です。
演奏曲は、以下の通り。比較的お馴染みの曲と言える面容となっています。
Disk 1
1.プロローグ-北の街"きたみ"
2.マイフェイバリットシングス
3.チャオプラヤ
4.ニューシネマパラダイス
Disk 2
1.南へ
2.渡良瀬
3.上を向いて歩こう(アンコール)
4.グッバイ(アンコール)
演奏ですが、これは一回映像を見てしまっているのも多分に影響しているとは思いますが、彼の「ピアノ(という楽器)の持つの力をかなりの部分まで引き出」す演奏、奏法に完全に圧倒されてしまいまして、聴いているとグイグイとその音世界に引きずり込まれていく自分にハッと気づくわけであります。
ピアノも鍵盤だけでなく、側板とか弦とか音が出る部分はどこでも縦横無尽に使いきって、さらにピアニカとか、打楽器類まで繰り出して音楽に彩りを添えて、(個人的にはピアノだけで充分満足できると思うが)万人を飽きさせない趣向を凝らしているということなんでしょう。
内容的には、ノってきた(曲が良いことも含めて)後半(=2枚目)のほうが良い演奏になってきていると思いますが、1枚目を含めて全体的にクオリティはしっかり高いことは間違いないので安心して身を任せられるわけであります。
板橋節をご存じの方には板橋節がしっかり楽しめる安心してお薦めできる作品と言い、板橋節をご存じない方には板橋文夫を知るにはこの盤からでも間違いではないですよ。彼の音世界を是非楽しんでくださいと言えるわけであります。
板橋文夫 "North Wind"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/733580)
1998年北海道北見でのコンサート音源です。
演奏曲は、以下の通り。比較的お馴染みの曲と言える面容となっています。
Disk 1
1.プロローグ-北の街"きたみ"
2.マイフェイバリットシングス
3.チャオプラヤ
4.ニューシネマパラダイス
Disk 2
1.南へ
2.渡良瀬
3.上を向いて歩こう(アンコール)
4.グッバイ(アンコール)
演奏ですが、これは一回映像を見てしまっているのも多分に影響しているとは思いますが、彼の「ピアノ(という楽器)の持つの力をかなりの部分まで引き出」す演奏、奏法に完全に圧倒されてしまいまして、聴いているとグイグイとその音世界に引きずり込まれていく自分にハッと気づくわけであります。
ピアノも鍵盤だけでなく、側板とか弦とか音が出る部分はどこでも縦横無尽に使いきって、さらにピアニカとか、打楽器類まで繰り出して音楽に彩りを添えて、(個人的にはピアノだけで充分満足できると思うが)万人を飽きさせない趣向を凝らしているということなんでしょう。
内容的には、ノってきた(曲が良いことも含めて)後半(=2枚目)のほうが良い演奏になってきていると思いますが、1枚目を含めて全体的にクオリティはしっかり高いことは間違いないので安心して身を任せられるわけであります。
板橋節をご存じの方には板橋節がしっかり楽しめる安心してお薦めできる作品と言い、板橋節をご存じない方には板橋文夫を知るにはこの盤からでも間違いではないですよ。彼の音世界を是非楽しんでくださいと言えるわけであります。
板橋文夫 "North Wind"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/733580)
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