Ben Allison "Think Free"
Ben Allisonは、前作"Little Things Run The World"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a52964469.html)を新譜試聴会でチェックして聴いていたのですが、この作品が出たことは全然知りませんでした。
12月の新譜試聴会(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a58901863.html)で聴いて、またまた気になってCDを買い込んできたということになります。
メンツは以下の通り。Jenny Scheimanの参加が何となく気になります。
Shane Endsley(Tp)、Jenny Scheiman(Vln)、Steve Cardenas(G)、Ben Allison(B)、Rudy Royston(Ds)
演奏曲は、以下の8曲。全部Ben Allisonのオリジナルです。
1 Fred
2 Platypus
3 Broke
4 Kramer vs.Kramer vs. Gonzilla
5 Sleeping Giant
6 Peace Pipe
7 Vs. Godzilla
8 Green
1曲目がShane EndsleyのTpで奏でられるテーマを前座にしてJenny ScheimanのVlnのソロが出てくると言う構成で、このアルバムの主役はJenny Scheimanであると如実に表現する楽曲からスタート。
実は、テーマ部でもVlnは演奏されHarmonyを奏でているのですが、Tpの音に同化して全然目立っていないだけなんですが、明らかに上記意図を感じさせるオープニングであります。
2曲目、ギターの旋律が印象的なイントロとソロのリズムは良い早さなれど、ちょっと不安感を煽るようなメロディの1曲。通奏定音的になるVlnが効果的。
ちょいとPM入っているスローな3曲目。やっぱりTpとVlnが解け合ったアンサンブルが美しく印象的であります。
と言う感じで、全体にテンション高めの曲は少なく、一聴"頭でっかち"な感触を受ける楽曲が多いのではありますが、ただリズムがしっかりしている(ベーシストがリーダーの効用?)ので難解な印象にはなっていないです。
全部オリジナルで、おそらくフロントの3者の魅力を十全に出せるような曲とは意識した楽曲を選んでいると思うのですが、若干似た感じの曲が多いという印象もなきにしもあらずではあります。
ありますが、想定通り"Tp、VlnとGの奏者の個性と音色。特にTp、Vlnの関係。もっというとVlnの魅力"に依るところが"なんか不思議な雰囲気"を感じさせることになり、それが"なんじゃこりゃ"にはならないところで、大きな魅力になったアルバムに仕上がっていると思います。
Jenny Scheimanは当初Vcoal勝負のほうが良いんじゃない?てくらいViolinを評価していなかったのですが、この頃はこの音と旋律にかなりヤられてまして、麻薬的というか・・・かなり魅せられています。
Ben Allison "Think Free"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/3669651)
12月の新譜試聴会(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a58901863.html)で聴いて、またまた気になってCDを買い込んできたということになります。
メンツは以下の通り。Jenny Scheimanの参加が何となく気になります。
Shane Endsley(Tp)、Jenny Scheiman(Vln)、Steve Cardenas(G)、Ben Allison(B)、Rudy Royston(Ds)
演奏曲は、以下の8曲。全部Ben Allisonのオリジナルです。
1 Fred
2 Platypus
3 Broke
4 Kramer vs.Kramer vs. Gonzilla
5 Sleeping Giant
6 Peace Pipe
7 Vs. Godzilla
8 Green
1曲目がShane EndsleyのTpで奏でられるテーマを前座にしてJenny ScheimanのVlnのソロが出てくると言う構成で、このアルバムの主役はJenny Scheimanであると如実に表現する楽曲からスタート。
実は、テーマ部でもVlnは演奏されHarmonyを奏でているのですが、Tpの音に同化して全然目立っていないだけなんですが、明らかに上記意図を感じさせるオープニングであります。
2曲目、ギターの旋律が印象的なイントロとソロのリズムは良い早さなれど、ちょっと不安感を煽るようなメロディの1曲。通奏定音的になるVlnが効果的。
ちょいとPM入っているスローな3曲目。やっぱりTpとVlnが解け合ったアンサンブルが美しく印象的であります。
と言う感じで、全体にテンション高めの曲は少なく、一聴"頭でっかち"な感触を受ける楽曲が多いのではありますが、ただリズムがしっかりしている(ベーシストがリーダーの効用?)ので難解な印象にはなっていないです。
全部オリジナルで、おそらくフロントの3者の魅力を十全に出せるような曲とは意識した楽曲を選んでいると思うのですが、若干似た感じの曲が多いという印象もなきにしもあらずではあります。
ありますが、想定通り"Tp、VlnとGの奏者の個性と音色。特にTp、Vlnの関係。もっというとVlnの魅力"に依るところが"なんか不思議な雰囲気"を感じさせることになり、それが"なんじゃこりゃ"にはならないところで、大きな魅力になったアルバムに仕上がっていると思います。
Jenny Scheimanは当初Vcoal勝負のほうが良いんじゃない?てくらいViolinを評価していなかったのですが、この頃はこの音と旋律にかなりヤられてまして、麻薬的というか・・・かなり魅せられています。
Ben Allison "Think Free"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/3669651)
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