Graham Dechter "Right On Time"

イメージ 1

この盤は、blog友のnaryさんの昨年のベスト(http://blog.goo.ne.jp/narymusic/d/20091210)に掲載があって、自分が聴いていない盤を落穂拾いしてきたものです。
1年間で聴いた中で気に入った盤ということで、皆さんのベストから気になる作品を買ってくるのは、とても効率よく良いアルバムに巡り会う好機だと思っております。
同様に、新譜試聴会というのも未知の良い盤に巡り会う絶好のチャンスでありまして。。
皆さんには、本当に感謝しております。

ということで、この盤ですが、Graham Dechterという白人の若い人がリーダーになります。
naryさんの情報によると、Jeff Hamiltonに見いだされて、Clayton-Hamilton Jazz Orchestraに参加とのことなので、その関連のメンツでサイドをがっちり固めていると言うことなんでしょう。
Graham Dechter(G)、Jeff Hamilton(Ds)、John Clayton(B)、Tamir Hendelman(P)

演奏曲は以下の通り。オリジナルは1曲だけのようです。
1 Low Down
2 Wave
3 Nearness of You
4 I Ain't Got Nothin' But the Blues
5 Broadway
6 Right on Time [DB Tune]
7 Squatty Roo
8 With Every Breath I Take
9 Lined with a Groove
10 In a Mellow Tone

肝心の中身ですが、言葉で手短に書くと、ごくごくオーソドクスなギターカルテットの王道ジャズということになるのですが。
が、それだけでは収まりきらない演奏の素晴らしさでありまして、
・演奏の一体感が見事。さすがにバックが名手であることと、その名手と普段オーケストラで活動していて気心が
 知れているということだと思いますが、演奏に散漫さがほとんど(というか全然)感じられません。
・王道ジャズの心地よさ。 演奏は基本的にオーソドクスなスタイルを踏襲しており、ジャズ好き万人が
 安心して聴いていられるクオリティを維持していながら、よくスウィングするギターが気分を高揚させ
 てくれます。
・演奏が温かい。王道ジャズなので元々ホッとな演奏が繰り広げられているのですが、全体に楽しさと
 ある種の愛を感じさせる聴いている人をハッピーにさせるというか聴衆の心を温めるような演奏が
 とても心地よい。
・音が素晴らしい。それでいて、音が素晴らしく良く、また演奏にマッチしているので、演奏に没頭でき
 陶酔できるのであります。


naryさんが昨年のベストに推挙しているのが、大いに納得でいる作品なのでありました。 クーッたまらん。


Graham Dechter "Right On Time"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/3644995)

この記事へのコメント