David Kikoski "Limits"
David Kikoskiのリーダー作でSeamus Blakeが参加したカルテットということで買い込んできたアルバムとなります。
2005年録音の2006年リリース作です。
この盤は、リズム隊が超強力で、Pat Metheny Trio "99→00"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/459272)、などで実力が充分知れているLarry Grenadier、Bill Stewartとなっています。
前回紹介の"The Maze"もJeff Watts(Ds)、Scott Colley(B)と強力だったので、こういうところにもDavid Kikoskiの人望というか実力というか..が窺い知れるわけであります。
と言うメンツは以下の通り。
David Kikoski(P)、Seamus Blake(Ts)、Larry Grenadier(B)、Bill Stewart(Ds)
演奏曲はDavid Kikoskiのオリジナルだらけの全9曲。
1 Growth
2 Kaye and Moose Part 1
3 Duane Reade
4 As It Happens
5 Ping Ponging
6 Limits
7 Not The Only Hurting One
8 Healing Time
9 Kaye And Moose Part 2
演奏は、全体的にBill Stewartのシンバルレガートが映える綺麗めな曲が並んでいる感じで、アグレッシブな雰囲気は薄めになっています。
どこかで1~3曲目だけで充分買いな1枚なんて記述を見ましたが充分うなづけるところがありまして、2曲目は、pianoとsaxのデュオで相当静かさと綺麗さを追求したような曲なのですが、1曲目はちょいとアップテンポ気味、3曲目はpat methenyが演りそうな(というかlyle mays感が強いというか)雰囲気を醸していて、そっち方面が好きだとついつい引き込まれてしまうところもあるんじゃないかと言うような曲で個人的にも◎でありました。
以降も3曲に負けず劣らずの相応に良い曲が並んでいて、曲としては一貫性というよりは多彩な曲が並んでいる感じではあります。
個人的な感触としてはこの盤はBill Stewartの活躍がすべてと言う印象で、Drumsに引きずられてpianoもsaxもテンションがあがったり、緊張感が出たりと曲の雰囲気が作られているような感じだと思います。
だからこそ、曲調の違いが一貫性を持ちつつ飽きないアルバムになっているというところもあるでしょうし、であるとともに2,9曲目でドラム抜きの演奏を入れた理由にもなっているのかと感じでいます。
6曲目のわかりやすいビートの曲がこの盤の良くも悪くもかもしれないが中心なのかなぁ。タイトル曲でもあるし..
個人的には、今まで聴いたDavid Kikoskiのアルバムの中では、これがかなり上位になると思います。
David Kikoski "Limits" (http://www.hmv.co.jp/product/detail/1231009)
2005年録音の2006年リリース作です。
この盤は、リズム隊が超強力で、Pat Metheny Trio "99→00"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/459272)、などで実力が充分知れているLarry Grenadier、Bill Stewartとなっています。
前回紹介の"The Maze"もJeff Watts(Ds)、Scott Colley(B)と強力だったので、こういうところにもDavid Kikoskiの人望というか実力というか..が窺い知れるわけであります。
と言うメンツは以下の通り。
David Kikoski(P)、Seamus Blake(Ts)、Larry Grenadier(B)、Bill Stewart(Ds)
演奏曲はDavid Kikoskiのオリジナルだらけの全9曲。
1 Growth
2 Kaye and Moose Part 1
3 Duane Reade
4 As It Happens
5 Ping Ponging
6 Limits
7 Not The Only Hurting One
8 Healing Time
9 Kaye And Moose Part 2
演奏は、全体的にBill Stewartのシンバルレガートが映える綺麗めな曲が並んでいる感じで、アグレッシブな雰囲気は薄めになっています。
どこかで1~3曲目だけで充分買いな1枚なんて記述を見ましたが充分うなづけるところがありまして、2曲目は、pianoとsaxのデュオで相当静かさと綺麗さを追求したような曲なのですが、1曲目はちょいとアップテンポ気味、3曲目はpat methenyが演りそうな(というかlyle mays感が強いというか)雰囲気を醸していて、そっち方面が好きだとついつい引き込まれてしまうところもあるんじゃないかと言うような曲で個人的にも◎でありました。
以降も3曲に負けず劣らずの相応に良い曲が並んでいて、曲としては一貫性というよりは多彩な曲が並んでいる感じではあります。
個人的な感触としてはこの盤はBill Stewartの活躍がすべてと言う印象で、Drumsに引きずられてpianoもsaxもテンションがあがったり、緊張感が出たりと曲の雰囲気が作られているような感じだと思います。
だからこそ、曲調の違いが一貫性を持ちつつ飽きないアルバムになっているというところもあるでしょうし、であるとともに2,9曲目でドラム抜きの演奏を入れた理由にもなっているのかと感じでいます。
6曲目のわかりやすいビートの曲がこの盤の良くも悪くもかもしれないが中心なのかなぁ。タイトル曲でもあるし..
個人的には、今まで聴いたDavid Kikoskiのアルバムの中では、これがかなり上位になると思います。
David Kikoski "Limits" (http://www.hmv.co.jp/product/detail/1231009)
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