Pierre De Bethmann "Cubique"
この盤もなんとなく買いに近いですかねぇ。しいていえばDavid el-Malek買いになるんでしょうか。。
Pierre De BethmannがPrysmのピアニストだったというのも気にはしていますが、彼のピアノで買った盤というのは過去にないのであまり気にしていないのが正直なところ。
というメンツは以下の通り。Pierre De Bethmannはrhodesだけで参戦のようです。ピアノトリオ+2管+ギターなので最近の私の嗜好からいくと大所帯という印象になります。
Voiceがちょっと気になるのですが、これは結果的には○というのは、以下本文を参照してください。
Pierre de Bethmann(Rhodes)、Jeanne Added(Voice)、Stephane Guillaume(As)、David el-Malek(Ts)、
Michael Felberbaum(G)、Vincent Artaud(B)、Franck Agulhon(Ds)
演奏曲は全部で10曲。全部Bethmannのオリジナルのようです。
1 Decale
2 Toutes ces choses
3 Ailleurs Parfois
4 Cubique
5 Demens sapiens I
6 Demens sapiens II
7 Bat' carre
8 Vouloir, tout est la
9 Pardon
10 Si
演奏ですが、まずはVoiceについて。これは(私の見立てでは)完全に管楽器の位置づけになっていまして、(明瞭に人の声と判りますが)あえて人声と意識しないで聴くのが吉だと思います。
曲は、旋律的にも、拍子的にも、リズム的にもそう難易度の高いものではなく、普通のジャズとして楽しめる範疇のものです。
これで、フリージャズな楽曲になってしまうと、ただの絶叫系の聴くに堪えないものになるおそれがあるのが、VOICE入りの怖いところなのであります。
Rhodesの音というとドライブ感を伴った温度感高めなイメージを持っているのですが、Pierre De Bethmannの音は若干冷ややかに聞こえる部分がありますかねぇ。
それが印象を左右する要因になっているのか、全体に温度感は低めなアルバムという印象になっています。
とはいえ、奏者各人が手練れ的な演奏に終始している感じではなく、適度な緊張感のなかで(3管(Voiceも管)なのでアンサンブル重視なのは否めないが)それぞれの個性を出せているとは思います。
個人的には、表出度は低いのですがギター(やっぱり私はギターが好きなんです)のキラッと一瞬光るフレーズに「おぉっ」と思っているところと、全体の温度感を維持して氷点下にならないよう頑張っているドラムが好印象。
ほぼ同様のメンツで4枚目の作品らしいですが、全体としてはまだまだ実験性が強いというかその範疇を超えて作品としての力感には達していないんじゃないかなぁというのが正直な感想です。
Pierre De Bethmann "Cubique"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/3713240)
Pierre De BethmannがPrysmのピアニストだったというのも気にはしていますが、彼のピアノで買った盤というのは過去にないのであまり気にしていないのが正直なところ。
というメンツは以下の通り。Pierre De Bethmannはrhodesだけで参戦のようです。ピアノトリオ+2管+ギターなので最近の私の嗜好からいくと大所帯という印象になります。
Voiceがちょっと気になるのですが、これは結果的には○というのは、以下本文を参照してください。
Pierre de Bethmann(Rhodes)、Jeanne Added(Voice)、Stephane Guillaume(As)、David el-Malek(Ts)、
Michael Felberbaum(G)、Vincent Artaud(B)、Franck Agulhon(Ds)
演奏曲は全部で10曲。全部Bethmannのオリジナルのようです。
1 Decale
2 Toutes ces choses
3 Ailleurs Parfois
4 Cubique
5 Demens sapiens I
6 Demens sapiens II
7 Bat' carre
8 Vouloir, tout est la
9 Pardon
10 Si
演奏ですが、まずはVoiceについて。これは(私の見立てでは)完全に管楽器の位置づけになっていまして、(明瞭に人の声と判りますが)あえて人声と意識しないで聴くのが吉だと思います。
曲は、旋律的にも、拍子的にも、リズム的にもそう難易度の高いものではなく、普通のジャズとして楽しめる範疇のものです。
これで、フリージャズな楽曲になってしまうと、ただの絶叫系の聴くに堪えないものになるおそれがあるのが、VOICE入りの怖いところなのであります。
Rhodesの音というとドライブ感を伴った温度感高めなイメージを持っているのですが、Pierre De Bethmannの音は若干冷ややかに聞こえる部分がありますかねぇ。
それが印象を左右する要因になっているのか、全体に温度感は低めなアルバムという印象になっています。
とはいえ、奏者各人が手練れ的な演奏に終始している感じではなく、適度な緊張感のなかで(3管(Voiceも管)なのでアンサンブル重視なのは否めないが)それぞれの個性を出せているとは思います。
個人的には、表出度は低いのですがギター(やっぱり私はギターが好きなんです)のキラッと一瞬光るフレーズに「おぉっ」と思っているところと、全体の温度感を維持して氷点下にならないよう頑張っているドラムが好印象。
ほぼ同様のメンツで4枚目の作品らしいですが、全体としてはまだまだ実験性が強いというかその範疇を超えて作品としての力感には達していないんじゃないかなぁというのが正直な感想です。
Pierre De Bethmann "Cubique"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/3713240)
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