Rudder "Matorning"

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Wayne Krantzバンド(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a58577886.html)のリズム隊が参加しているところから、俄然自分の中での注目度が上がったrudderであります。
そもそもこの新作が出るタイミングで知ったのですが、前作(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a58969939.html)を先に入手できたので、速攻紹介しました。
新作もとっくに発売になっていたのですが、抱き合わせの関係もあってようやく我が家に到着した次第であります。

メンツは、前作と変わらず
Chris Cheek(Sax)、Henry Hey(Key)、Keith Carlock(Ds)、Tim Lefebvre(B)

演奏曲も変わらず全てrudder名義になっています。
1 3H Club
2 Tokyo Chicken
3 Lucy
4 One Note Mosh
5 Jackass Surcharge
6 Innit
7 Lucky Beard
8 Daitu
9 Neppe
10 CDL

で、中身ですが基本的には大筋において前作との差異はありません。
Keith Carlock、Tim Lefebvreの強力強烈リズム隊の作り出す激しいリズムの上で、Key/Saxが(しばしば電子的エフェクトをかました音で)縦横無尽にグルーブし音に厚みつけると言ったスタイルであります。

大筋では前作と変わってるとは思いませんが、ヘヴィさを増して、フロント陣の活躍度が上がった感じではあるんでしょうか。過激さが増したというか..

しかし、何度聴いても唸らされるのが、このリズム陣の一番おいしいところを見事なまでにとらえていまして、彼らの演奏が聴きたいという欲求は充分にかなえられているということで、これも前作同様なのですが、それでもまさにあっぱれという感じです。

このユニットの音楽を聴いていると元気をもらえるというか、能天気になれるというか、聴いていると細かい悩み事は吹っ飛ぶというかそういう勢いを感じさせてくれます。


Rudder "Matorning" (http://www.hmv.co.jp/product/detail/3699169)

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