Lage Lund "Unlikely Stories"

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Lage Lundも最近よく名前を見るな。頑張ってるな。と思ったら、ちょこちょこ買ってるSeamus Blakeのリーダー作に参加しているのが効いていたようです(汗)。
リーダー作としては、"Early Songs"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a55558918.html)以来となるので約2年ぶりとなります。
前作も、興味津々なメンツだったのですが、今回もなかなか興味深い布陣となっております。

Lage Lund(g) Edward Simon(p) Ben Street(b) Bill Stewart(ds) 

演奏曲は全部で8曲。全部オリジナルとなっています。
1 Swagger    
2 Folly    
3 Worms    
4 12 Beats    
5 Truchstop Queen    
6 Drum    
7 Life At The Bottom Of A Lake   
8 What We See 

リズム自体は4ビート、8ビートであまり難解なことはやっていないので、どの曲も(ふたクセはあるにせよ)ノリやすい感じの楽曲に仕上がっています。

さすがに、これだけのメンツだとみな水準以上の演奏していて、どの瞬間をぶった切っても、聴き応え満載ってな
感じなのではありますが。
リズム隊の演奏盛り上げ貢献度も充分なものがありますが、フロントの2名あまり過剰なノリをみせず、特にピアノはかなりクールに反応しているイメージ。
でもその適度な反応がなんとも心地よい雰囲気を作り出していて、スローな曲でも早い曲でも、同じテンションで聴き続けられる状況を作り出しているように感じられます。
でもって、Lage Lundの良さが際立つというか、全体に前面で目立っているから際立っているのかも知れませんが、かなり一気に腕を上げたような印象を感じてます。

この盤もスルメな要素を多分に内包していると思います。この文章書く直前に3回連続で聴いてしまいました(笑)
そして、聴く度にだんだん良さが広がっていく感じであります。


Lage Lund "Unlikely Stories"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/3739573)

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