SACDプレイヤ導入

最近、音を良くするために装置を買い替えるようなことは全然していないことは、このblogでも判っていただけると思います。

ごく最近の導入品は、プリアンプ(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a46089291.html)だったのですが、これとてそれまで使用していたやつが不調(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a144089.html)で、それをだましきれずはずして永らく使用していたのですが、どうにも使い勝手が悪かったことに起因する購入でした。

ここ数ヶ月、2ndシステム(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a5075021.html)のCDプレイヤが不調で音が出たりでなかったりしてました。
なので、1stシステム(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63414.html)のCDPの信号をDAC経由は1stへ、直接は2ndへなんて使い方をしてごまかしていました。
※1stシステムは上記記載時で約5年前、プリアンプは替えてますがそれ以外は一切いじってません。

先日、むりやり2ndシステムのCDPにて音楽を聴いていたら、突然音が途絶えて焦げ臭い匂いが漂ってきました。
これで、完全に昇天したことが確認できましたので、一瞬修理も考えたのですが、そろそろ買い替えても良いかな?という悪魔のささやきに耳を傾けまして、新しいCDPの物色を始めました。

とはいえ、CD買い過ぎで自身が自由に使える原資は微々たるものだったので、それでも無理矢理集めて10万まで。
中古から新品からいろいろ情報を集めて検討した結果、マランツのSA8003(http://www.marantz.jp/ce/products/audio/sacd/sa8003/index.html)というヤツにしてみました。


理由は、多角的(SACD/CD、国産/海外産、中古/新品、ブランド)検討が必要な状況になってて複雑になります。

国内品か海外品かは、壊れるものという前提では国内品のほうがいろいろ万全で楽かなぁと思いました。

新品か中古かは、結構悩みどころで
新品のdigital技術の最新のところを楽しむか、中古(=新品より高額品)でアナログ回路の堅実性を取るかということになりますが、今回はdigital技術の最新のほうに軍配を上げてみました。

SACD/CDはかなり悩んだのですが、新品を買おうと思ったところで、選択肢をいろいろ並べるとSACDプレイヤが多いという現実に依るところが大きかったと思います。
また、(これだけ翳りのでてきているSACDを考えるにつけ)今買わないとSACDプレイヤは今後買わないだろうなという感慨があったのも事実でしょう。

[安価な]SACDプレイヤとしては、DENONかmarantzの2巨頭なイメージになってます。
DENONは、全体にバランスの良い音ということで巷の評価はこちらが上かなぁと思ってます。
ただ、過去にCDPを使用してあまり自分と相性が良くないとの先入観がありました。
marantzは、もうちょっとおとなしいというか優しい音というイメージです。

2ndシステムは、本来おだやかな音を目指して導入したこともあり、あまり鮮烈な音にはしたくなかったことと、元々キンキンした音が、個人的に好きでもないので、マランツを選んでおけば間違いないでしょうというような感じで決定しました。

ちょうど、某店で先月のみの安売りという情報があって、当初想定予算よりそこそこ手頃で入手できました。
(そうです、実は、先月中に入手していたのでありました..)


聴いての感想ですが、概ね満足しています。おとなしめの音とはいえ、寝ぼけていたり、ボヨボヨしたり、と言う感じは特になくなかなかしっかりした音がして、これだけ鳴ればいいじゃんというのが第一印象でした。

さらに、SACDとCDの比較ですが
そんなに大した装置では無いのですが、明瞭に空間感の違いは感じられます。
いみじくも、ハイブリッド盤だらけなので、同じ音源での聴き比べが容易にできるので、ある意味便利です。
JAZZとしては、ちょっとゴージャスすぎる感じもあるので、CDでも不満は感じてません。


それと、USB接続での聴取ができる機能を持っているのですがこれはまだ試していません。

この記事へのコメント