Aaron Parks "First Romance"

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Aaron Parksの何枚目?かのリーダー作です。
Matt Penman "Catch Of The Day"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a59254462.html)での演奏が妙に、ひっかかりまして購入できる(とはいえ、中古でしかも廃盤価格)なかで評判の良さそうなものを見つけて買ってきたものです。
最近のリーダー作"Invisible cinema"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a55448119.html)でも、ここまで引っかからなかったのですがなんだったんでしょうかね?

メンツは2人ずつのベース、ドラムを用意して3つのユニットを作って臨んでいます。
Aaron Parks(P)、Larry Holloway(B)、Julian MacDonough(Ds):1,4,5,7
Aaron Parks(P)、Evan Flory(B)、Eric Peters(Ds):2,6
Aaron Parks(P)、Evan Flory(B)、Julian MacDonough(Ds):3
それぞれ2000年の録音ですが、日時と場所とが違ってます。

演奏曲は下記7曲。1,3曲目がオリジナルです。
1. FIRST ROMANCE
2. STELLA BY STARLIGHT
3. THE WIZARD
4. ALL THE THINGS YOU ARE
5. SOMEDAY MY PRINCE WILL COME
6. BEATRICE
7. OLEO

1曲目のタイトルがFIRST ROMANCEなのでそのタイトル通りのような曲調なのですが、そのタイトルをしっかり後押しするような、リリカルでちょいと明るめで"かわいげさ"を感じさせるような演奏からスタートです。
他も概ね似たような印象の演奏ですが、もう少し"かわいげさ"が減ってダイナミック感が出た感じが大半を占めていまして、なかなか聴かせる演奏をしてくれます。
ドラムはEric Petersが起用されてるのはスロー目な曲調ですが、ちょっと不思議な合わせ方をしているように聞こえたのですが、それが全体をちょっと不思議な雰囲気にしていてなんだか好感触なイメージでした。
個人的にはJulian MacDonoughよりEric Petersのほうが好きな感じ。
Julian MacDonoughは元曲の美しい旋律を壊さないようなバッキングに徹しているんでしょうけど、もうちょっとベースはEvan Floryのほうが押しが強い感じで全体を鼓舞する力は強い感じを受けました。
ソロはLarry Hollowayが結構良いと思ったんですけど、後ろに回ってるときがちょっと弱いかなぁ..
ということで、個人的ベストは3曲目としておきましょう(笑)

全体的に元曲の美しさを引き出す方向の演奏で、特に挑戦的だったり実験的だったり攻撃的だったりするわけではないのですが、その範疇でも聴衆を退屈にさせない演奏の強度と親しみやすさを持っているので、ライブとかかなり楽しいだろうなぁと思わせてくれます。(ってこの盤ライブ収録ですが..)

この後"Invisible cinema"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a55448119.html)をリリースし、ごく最近Anders Christensen盤でピアノを弾いてます。
"Dear Someone"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/3677475)ですが、この盤も結構話題になってますよね(微妙に未聴)


Aaron Parks "First Romance"(http://diskunion.net/jazz/ct/detail/JZ071225-02)

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