Moutin Reunion Quartet "Soul Dancers"
Moutin Reunion Quartetの5枚目のアルバムです。
Moutin Reunion Quartetは約3年前に"Something Like Now"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a45001404.html)を買ってからのつきあいです。
これが3枚目で直後前作2枚をしっかり入手し、その後4枚目はリリース時に即入手し、そしてこの5枚目となっています。
メンツは以下の通り。メンバーの変遷は末尾に付録としてつけておきます。ここのところ、この4人で固まっているようです。
Francois Moutin(B)、Louis Moutin(Ds)、Pierre de Bethmann(P)、Rick Margitza(Ts)
1 Sold Answers
2 Depths Light
3 Momentum
4 Monk's Medley
5 Mr N.R.
6 Blessed And Cursed
7 Clinton Parkview
8 Forgotten Feelings
9 Quiet Force
この番は、とってもWeather Report色が強い作品になっていまして、1,2曲目はもろにWeather Reportといった曲調と演奏です。
6曲目に"dedicated to jaco pastorius"なんて文言も見えるので、Weather Reportと言うよりはjaco pastoriusへのオマージュみたいな意識があったのかも知れません。
過去盤も多少なりともその気(WR色)を感じさせるものはあったのですが、よりモーダルで無機的なところが格好良い、Wayne Shorterを彷彿とさせると言うよりMichael Breckerを彷彿とさせるイメージだった(意味深)のですが、この盤ではそういう意味でもだいぶ雰囲気の違った作品となっています。
もっとも、それまで生ピアノ比率が高かったのが電子ピアノの音色になって音数が増えたことがWeather Report色を濃くしているようなイメージもあります。
なんて、2曲目はまんま"お前のしるし"なんで、曲もぽいのが多いということですが(自爆)。
元々、このユニットの演奏はベースの音が目立っていたようなイメージは持っていたのですが、この盤ではドラムの活躍度が増えてきている印象があります。
Pierre de Bethmannがエレピ多用しているのは、自リーダー作"Cubique"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a59097986.html)でも垣間見れてました。
Rick Margitzaも相変わらず良い仕事してます。もう少し、人気が盛り返しても良いように思うのですが..
ということで、全体の雰囲気はそれまでのアルバムと変わってきていますが、さすがのmoutin兄弟、アルバムのクオリティはいささかも落ちてはいません。
個人的には、アコピ比率の高い前作までの作りの方が好きではありますが、この盤もだからダメと言うには、素晴らし過ぎる作品に仕上がっています。
Moutin Reunion Quartet "Soul Dancers"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/3773059)
<参考:以前書いたメンツの変遷>
メンツの変遷をあらためてまとめてみますと以下の通り。一応メンツは固まったと言えそうです。
楽器 →...bass......drum......piano......horn
1枚目 Francois Moutin Louis Moutin Baptiste Trotignon Sylbain Ceuf :Power Tree
2枚目 ....↑......↑.......↑......Rick Margitza :Red Moon
3枚目 ....↑......↑....Pierre De Bethmann....↑ :Something Like Now
4枚目 ....↑......↑.......↑.........↑ :Sharp Turns
5枚目 ....↑......↑.......↑.........↑ :Soul Dancers
Moutin Reunion Quartetは約3年前に"Something Like Now"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a45001404.html)を買ってからのつきあいです。
これが3枚目で直後前作2枚をしっかり入手し、その後4枚目はリリース時に即入手し、そしてこの5枚目となっています。
メンツは以下の通り。メンバーの変遷は末尾に付録としてつけておきます。ここのところ、この4人で固まっているようです。
Francois Moutin(B)、Louis Moutin(Ds)、Pierre de Bethmann(P)、Rick Margitza(Ts)
1 Sold Answers
2 Depths Light
3 Momentum
4 Monk's Medley
5 Mr N.R.
6 Blessed And Cursed
7 Clinton Parkview
8 Forgotten Feelings
9 Quiet Force
この番は、とってもWeather Report色が強い作品になっていまして、1,2曲目はもろにWeather Reportといった曲調と演奏です。
6曲目に"dedicated to jaco pastorius"なんて文言も見えるので、Weather Reportと言うよりはjaco pastoriusへのオマージュみたいな意識があったのかも知れません。
過去盤も多少なりともその気(WR色)を感じさせるものはあったのですが、よりモーダルで無機的なところが格好良い、Wayne Shorterを彷彿とさせると言うよりMichael Breckerを彷彿とさせるイメージだった(意味深)のですが、この盤ではそういう意味でもだいぶ雰囲気の違った作品となっています。
もっとも、それまで生ピアノ比率が高かったのが電子ピアノの音色になって音数が増えたことがWeather Report色を濃くしているようなイメージもあります。
なんて、2曲目はまんま"お前のしるし"なんで、曲もぽいのが多いということですが(自爆)。
元々、このユニットの演奏はベースの音が目立っていたようなイメージは持っていたのですが、この盤ではドラムの活躍度が増えてきている印象があります。
Pierre de Bethmannがエレピ多用しているのは、自リーダー作"Cubique"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a59097986.html)でも垣間見れてました。
Rick Margitzaも相変わらず良い仕事してます。もう少し、人気が盛り返しても良いように思うのですが..
ということで、全体の雰囲気はそれまでのアルバムと変わってきていますが、さすがのmoutin兄弟、アルバムのクオリティはいささかも落ちてはいません。
個人的には、アコピ比率の高い前作までの作りの方が好きではありますが、この盤もだからダメと言うには、素晴らし過ぎる作品に仕上がっています。
Moutin Reunion Quartet "Soul Dancers"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/3773059)
<参考:以前書いたメンツの変遷>
メンツの変遷をあらためてまとめてみますと以下の通り。一応メンツは固まったと言えそうです。
楽器 →...bass......drum......piano......horn
1枚目 Francois Moutin Louis Moutin Baptiste Trotignon Sylbain Ceuf :Power Tree
2枚目 ....↑......↑.......↑......Rick Margitza :Red Moon
3枚目 ....↑......↑....Pierre De Bethmann....↑ :Something Like Now
4枚目 ....↑......↑.......↑.........↑ :Sharp Turns
5枚目 ....↑......↑.......↑.........↑ :Soul Dancers
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