増田ひろみ "Maybe September"
平井庸一さんのバンドで、彼女がこのバンドのキモだろうと気持ちよく音に浸っていた増田ひろみさんのリーダー作がついにリリースされました。
平井庸一関連作品
"LENNIE'S PENNIES"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a56792626.html)
"MARIONETTE"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a58718058.html)
"Live At Pit Inn"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/3796728)
ライブ
平井庸一バンド(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a58733906.html)
デュオ(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a58755568.html)
メンツは以下の通りのワンホーンカルテットです。
増田ひろみ(As)、Gene DiNovi(P)、Neil Swainson(B)、Ernesto Cervini(Ds)
演奏曲も、ごくごくオーソドクスなスタンダードを中心とした選曲となっています。
1 Out Of Nowhere
2 You'd Be So Nice To Come Home To
3 Maybe September
4 What Is This Thing Called Love
5 Royal Roost
6 All The Things You Are
7 The Shadow Of Your Smile
8 Tico Tico
9 Fly Me To The Moon
10 When Words Are Not Enough
平井バンドはレニトリスターノを演奏するためのバンドだったのですが、そのバンドでアルトサックスで光っていた奏者ですので、リーコニッツを彷彿とさせる白い(というか少なくとも黒くない)演奏が特徴的ということで、間違いありません。
彼女の、楽曲のキモを的確に掴んで味わい深く表出させるさまは、お見事としか言いようがありません。
楽曲からして往年のジャズを意識していることは想像できますが、演奏スタイルもまったくもって従来のジャズフォーマットから逸脱しておりません。
近年の個人的嗜好からすると、ごくごくオーソドクスというよりは新しいこころみを試していたり若干なりとも前衛感を持っているようなバンドを"うはうは言いながら"聴くことが多いと思っているのですが、このバンドは新しさの片鱗とか全然そんな雰囲気すらみせないのに、なんとも魅せられる演奏になっているのは増田さんを筆頭にした演奏の魅力以外の何ものでもありません。
ということで、バックの演奏も含めて味わい深くしみじみと聴き入るのにふさわしい作品に仕上がっています。
オーソドクスで聴きどころ満載ってわけでもないんですが、不思議なことに何度聴いても飽きない魅力たっぷりの作品なのでありました。
増田ひろみ "Maybe September"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/3796736)
平井庸一関連作品
"LENNIE'S PENNIES"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a56792626.html)
"MARIONETTE"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a58718058.html)
"Live At Pit Inn"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/3796728)
ライブ
平井庸一バンド(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a58733906.html)
デュオ(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a58755568.html)
メンツは以下の通りのワンホーンカルテットです。
増田ひろみ(As)、Gene DiNovi(P)、Neil Swainson(B)、Ernesto Cervini(Ds)
演奏曲も、ごくごくオーソドクスなスタンダードを中心とした選曲となっています。
1 Out Of Nowhere
2 You'd Be So Nice To Come Home To
3 Maybe September
4 What Is This Thing Called Love
5 Royal Roost
6 All The Things You Are
7 The Shadow Of Your Smile
8 Tico Tico
9 Fly Me To The Moon
10 When Words Are Not Enough
平井バンドはレニトリスターノを演奏するためのバンドだったのですが、そのバンドでアルトサックスで光っていた奏者ですので、リーコニッツを彷彿とさせる白い(というか少なくとも黒くない)演奏が特徴的ということで、間違いありません。
彼女の、楽曲のキモを的確に掴んで味わい深く表出させるさまは、お見事としか言いようがありません。
楽曲からして往年のジャズを意識していることは想像できますが、演奏スタイルもまったくもって従来のジャズフォーマットから逸脱しておりません。
近年の個人的嗜好からすると、ごくごくオーソドクスというよりは新しいこころみを試していたり若干なりとも前衛感を持っているようなバンドを"うはうは言いながら"聴くことが多いと思っているのですが、このバンドは新しさの片鱗とか全然そんな雰囲気すらみせないのに、なんとも魅せられる演奏になっているのは増田さんを筆頭にした演奏の魅力以外の何ものでもありません。
ということで、バックの演奏も含めて味わい深くしみじみと聴き入るのにふさわしい作品に仕上がっています。
オーソドクスで聴きどころ満載ってわけでもないんですが、不思議なことに何度聴いても飽きない魅力たっぷりの作品なのでありました。
増田ひろみ "Maybe September"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/3796736)
この記事へのコメント