Esperanza Spalding "Esperanza"

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遅ればせながらと言った感じのEsperanza Spaldingです。

ここのところ、Giulia Valle(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a59504704.html)、Linda Oh(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a59498604.html)と女性ベーシストで良い作品をひいていたので、ちょっと前に話題になっていた彼女の盤にも手を出したということになります。
この人の名前を思い出させてくれたのは友人のY氏なのですが、話の中で出てきたときは?だったのですが家に帰って、この盤のジャケ見て思い出しました。
Vocalがセットになっているので当初躊躇していたのですが試聴した感じ、そうきらいなタイプでもなさそうだったのでイケーッてな感じです(笑)

Esperanza Spalding(Vo,B)
Leo Genovese(P,Key)、Nino Josele(G)
Donald Harrison(As)、Ambrose Akinmusire(Tp)
Jamey Haddad(Per)、Otis Brown(Ds)、Horacio "El Negro" Hernandez(Ds)



曲は以下の通り。
1 Ponta De Areia
2 I Know You Know
3 Fall In
4 I Adore You
5 Cuerpo Y Alma (Body & Soul)
6 She Got To You
7 Precious
8 Mela
9 Love In Time
10 Espera
11 If That's True
12 Samba Em Preludio

一応ベーシストとしてのEsperanza Spaldingを目当てに購入したのですが、この盤はVocalとしてのEsperanza Spaldingをフィーチャしているような作りです。
さすがに、ベースがしっかり録られているような音作りにはなっていますが..

曲は、ボサノバ調、ラテン調、アフリカなリズムを感じるものが大半ですが、基本的に爽やか系の曲に終始している印象です。

声の感じも透明感があって個人的には好きなタイプですかねぇ。音楽全体としては線の(良い意味での)細さを感じ、気持ちよく音に身を委ねたくなるような感じ。
ベーシストとしてのEsperanza Spaldingを目当てにしてたのは事実ですが、最初聴いたときからこの音世界にすんなり入っていけたので、あまり違和感とか物足りないとか幻滅とか感じず、この音世界を楽しんじゃってます。

ベースは骨太とはいわないけどしっかりした音で、全体のイメージを損なわない範疇でしっかり自己主張を感じさせる音量と演奏で好感触。
次は、純正ベーシストとしての作品も是非とも聴いてみたいと思っています。

次作が近々リリースされます。"Chamber Music Society"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/3844831)が、これもボーカルが入っていそうです。


Esperanza Spalding "Esperanza"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/2717200)

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