Lionel Loueke "Mwaliko"

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この盤は、なんとなく買いですね(笑)
Esperanza SpaldingとRichard Bonaの参加が気になったのと、リリース当時このジャケはなんとなく気になっていた記憶があった(そのときは結局買ってない)のは覚えています。

メンツは以下の通り。Lionel Louekeのギター+他の楽器1つか2つで、基本vocalが入っていそうと推測できます。
が、こうやってみるとベース、ドラムが全曲には入っていないんですね。これ判ってたら買ったかどうか..
Lionel Loueke (G,Vo)、
Massimo Biolcati(B)2,7,10、Ferenc Nemeth(Ds)2,7,10
Angelique Kidjo(Vo)1,9、
Esperanza Spalding(B,Vo)3,5、
Richard Bona(B,Vo)4,12、
Marcus Gilmore(Ds)8


1 Ami O
2 Griot
3 Twins
4 Wishes
5 Flying
6 Intro To L.L.
7 L.L.
8 Nefertiti
9 Vi Ma Yon
10 Shazoo
11 Dangbe
12 Hide Life

13 Soul Sound
14 A.M.

中身ですが、基本的に全編アフリカンな音楽です。
全編にボーカルが入ること、独特の節回しの旋律とリズム。
過去の記憶から言うとRichard Bonaのリーダー作に近い音世界と言えそうです。

が、ベース、ドラムが全曲に入っていないと冒頭に書きましたが、あまり意識する必要はありませんでした。
特にドラムについては、他の楽器(主に、ギターか?)が作り上げるリズムが予想以上にしっかりしているために、あまりいないことを意識しないで済みます。
ベースもライナーに記載していないところで、誰か(おそらくリーダー)が弾いているんじゃないかと勘ぐっています。

この盤のハイライトは冒頭で記した通り、3、5曲目で参加しているEsperanza Spaldingと、4、12曲目で参加しているRichard Bonaになると思いますが、特に彼らが参加しているから何かが変わるということもない印象ですかねぇ。
そう言う意味では、首尾一貫したアルバムともいえそうですが、それだけではもったいない起用だとも感じています。


演奏曲が12曲となっていますが、4分台の曲が多く含まれ、中には1分に満たない楽曲も含まれていて全体としてはあまり長い収録時間にはなっていません。
この辺も普段聞いている作品とは一線を画しているところで、個人的には参加しているメンツがどうであれあまり普段のジャズアルバムを聴く感じとは、気分を変えて聴いているところがあります。


Lionel Loueke "Mwaliko"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/3739571)

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