STING "Symphonicities"
ここのところ、ロックシンガーとしての活動に飽きたかのように、クラシックに傾倒していたのですが、新作ではこれまでの彼の楽曲に再挑戦をするという主旨のようです。
とはいえ、彼の作品は出たら全部買いを決めているので中身なんて気にせず発注。
その後も特に調査せず、なんの前情報も先入観もなく聴き始めたというのが本当のところなんですが。。
とはいえ、事後調査でもちょっとだけ背景は書いておきましょう。
ドイツグラモフォンからの3枚目のリリースと言うことで、クラシック傾倒の作品群の1つという位置づけで良さそうです。
演奏曲を見てもらえるとわかる通り、往年の(好き者なら)聴き馴染んでいるあの曲この曲がずらずら並んでいることが垣間見れると思います。
"SONGS FROM THE LABYRINTH"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a40732018.html)
"If On A Winter's Night"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a58783731.html)
1 Next To You
2 Englishman In New York
3 Every Little Thing She Does Is Magic
4 I Hung My Head
5 My Ain True Love
6 Roxanne
7 When We Dance
8 End of the Game
9 I Burn For You
10 We Work the Black Seam
11 She's Too Good For Me
12 The Pirate's Bride
タイトルが"Symphonicities"ということで"Syncrhonicitiy"をもじったものであるというのは、あっという間にわかりますが、このタイトルを見ればオーケストラが関わってるなというのは容易に想像つきますね。
ということで中身ですが、往年のポリス、スティングの楽曲をオーケストラで演奏して本人が歌っちゃおうという企画であります。
原曲のテンポとかアレンジとかそう大きくいじっていないので、元曲の雰囲気を大きく違っていないところが◎です。
以前から何度も聴いている曲なので当然頭の中でそのメロディが先行して流れるのですが、そのイメージを損なうことなく、しっかりとその曲がイメージ通りに流れてくるというのは、この場合はかなりポイント高いと思います。
その聴き馴染んだ曲と進行をオーケストラのぶ厚い音で聴かせるところに、この盤の真骨頂があると思います。
特に弦が良い味を出していて、バイオリンの流麗な響きもさることながら、ピチカートで奏でる音が気持ちよい。
さらに、低音系楽器の津波に如くと言いたくなるような圧倒的かつ怒濤の音圧と迫力で聴かせるところが・・ぐふふ。
ライナーを良く読むと、3つのオーケストラを3人のアレンジで作られているようで、オーケストラの差はさておきアレンジャーの差は、良く判ります。
4曲目(David Hartley)は、原曲のイメージに近すぎてオーケストラを活かし切っていないのでちょっとおや?と思います。
5、7曲目(Steven Mercurio)は、逆にオーケストラ臭が強いイメージですが、こちらはあまり違和感は感じないっす。
と言う意味でにおいても、一番起用されているアレンジ(Rob Mathes)が絶妙の塩梅で、オーケストラの迫力が原曲の良さとあいまってベターなんじゃないかと思います。
blogとか検索していると、旬を過ぎた大物歌手がオーケストラをバックに歌い上げるような作品だったらどうしようという心配をされている方が多くいたのですが、その心配はまったくの杞憂であると断言いたします。
STINGの楽曲と、声を存分に楽しめる好盤であります。
STING "Symphonicities"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/3837323)
とはいえ、彼の作品は出たら全部買いを決めているので中身なんて気にせず発注。
その後も特に調査せず、なんの前情報も先入観もなく聴き始めたというのが本当のところなんですが。。
とはいえ、事後調査でもちょっとだけ背景は書いておきましょう。
ドイツグラモフォンからの3枚目のリリースと言うことで、クラシック傾倒の作品群の1つという位置づけで良さそうです。
演奏曲を見てもらえるとわかる通り、往年の(好き者なら)聴き馴染んでいるあの曲この曲がずらずら並んでいることが垣間見れると思います。
"SONGS FROM THE LABYRINTH"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a40732018.html)
"If On A Winter's Night"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a58783731.html)
1 Next To You
2 Englishman In New York
3 Every Little Thing She Does Is Magic
4 I Hung My Head
5 My Ain True Love
6 Roxanne
7 When We Dance
8 End of the Game
9 I Burn For You
10 We Work the Black Seam
11 She's Too Good For Me
12 The Pirate's Bride
タイトルが"Symphonicities"ということで"Syncrhonicitiy"をもじったものであるというのは、あっという間にわかりますが、このタイトルを見ればオーケストラが関わってるなというのは容易に想像つきますね。
ということで中身ですが、往年のポリス、スティングの楽曲をオーケストラで演奏して本人が歌っちゃおうという企画であります。
原曲のテンポとかアレンジとかそう大きくいじっていないので、元曲の雰囲気を大きく違っていないところが◎です。
以前から何度も聴いている曲なので当然頭の中でそのメロディが先行して流れるのですが、そのイメージを損なうことなく、しっかりとその曲がイメージ通りに流れてくるというのは、この場合はかなりポイント高いと思います。
その聴き馴染んだ曲と進行をオーケストラのぶ厚い音で聴かせるところに、この盤の真骨頂があると思います。
特に弦が良い味を出していて、バイオリンの流麗な響きもさることながら、ピチカートで奏でる音が気持ちよい。
さらに、低音系楽器の津波に如くと言いたくなるような圧倒的かつ怒濤の音圧と迫力で聴かせるところが・・ぐふふ。
ライナーを良く読むと、3つのオーケストラを3人のアレンジで作られているようで、オーケストラの差はさておきアレンジャーの差は、良く判ります。
4曲目(David Hartley)は、原曲のイメージに近すぎてオーケストラを活かし切っていないのでちょっとおや?と思います。
5、7曲目(Steven Mercurio)は、逆にオーケストラ臭が強いイメージですが、こちらはあまり違和感は感じないっす。
と言う意味でにおいても、一番起用されているアレンジ(Rob Mathes)が絶妙の塩梅で、オーケストラの迫力が原曲の良さとあいまってベターなんじゃないかと思います。
blogとか検索していると、旬を過ぎた大物歌手がオーケストラをバックに歌い上げるような作品だったらどうしようという心配をされている方が多くいたのですが、その心配はまったくの杞憂であると断言いたします。
STINGの楽曲と、声を存分に楽しめる好盤であります。
STING "Symphonicities"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/3837323)
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