大西順子 "Baroque"
大西順子さんの復帰2作目です。
ですが、なんだか本人気合いが入っているようで、今作リリース前後にいろいろ露出が多くなっている印象があります。
1作目は、ちょうどほぼ1年前紹介の"楽興の時"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a58339374.html)でした。
前作はトリオでの演奏でしたが、本作は3管を配して、ベースが2人入った7人編成となっています。
メンツ詳細は下記の通り。
Junko Onishi(P)、Nicholas Payton(Tp)、James Carter(Ts,Bc,Fl)、Wycliffe Gordon(Tb)、Reginald Veal(B)、Rodney Whitaker(B)、Herlin Riley(Ds)
Roland Guerrero(Per)-1
演奏曲は以下のとおり。3曲のオリジナルと、ミンガス、モンクなどを織り交ぜて全部で8曲となっています。
1.Tutti
2.Mother's, The (Where Johnny is)
3.Threepenny Opera, The
4.Stardust
5.Meditations For a Pair of Wire Cutters
6.Flamingo
7.Street Beat/52nd Street Theme, The
8.Memories of You
1曲目サンバ調のリズムを打楽器が打ち鳴らすところから、今までとは雰囲気違うぞと思わせてテーマになって以降、屈強な3管の面々が八面六臂の大活躍という感じでゴリゴリブリブリバリバリに吹き鳴らす中、それを軽くいなすようにピアノが果敢に攻め込む様は、気合いと気合いのぶつかり合いのごとき様相を呈して、聴いてるこっちは、ウハウハしてりゃ良いから気楽ですが。。てな感じですが、完全に圧倒されます。
2曲目、最初スローな演奏かと思わせるイントロからスタートするのですが本編になると1曲目ほどの緊張感ではありませんが、それでも気合い感充分の演奏にのけぞります。
途中、ソロピアノを挟んでインターバルを入れつつも、(7曲目最後がフェードアウトなのはちと残念ですが..)一気に怒濤の如く1枚聴き終えてしまう勢いのあるヘヴィ級なアルバムでありました。
しかし、リーダーもさることながらJames Carterの重戦車然としたサウンドには相変わらず圧倒されます。
彼女の最近始めたblogに"バンドスタンドで成長させて貰ったラストジェネレーションが~経験者全員集めれば、みんなあの時のサウンドに自然になるんじゃない?」とちょっと閃いた。"という一文があるのですが、これを知るとこの選曲は納得がいくし、それがうまく表現できている演奏になっていることが良く判ります。
しかし、この極彩色のジャケは演奏に負けず劣らず凄いなぁ..
大西順子 "Baroque" (http://www.hmv.co.jp/product/detail/3829421)
ですが、なんだか本人気合いが入っているようで、今作リリース前後にいろいろ露出が多くなっている印象があります。
1作目は、ちょうどほぼ1年前紹介の"楽興の時"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a58339374.html)でした。
前作はトリオでの演奏でしたが、本作は3管を配して、ベースが2人入った7人編成となっています。
メンツ詳細は下記の通り。
Junko Onishi(P)、Nicholas Payton(Tp)、James Carter(Ts,Bc,Fl)、Wycliffe Gordon(Tb)、Reginald Veal(B)、Rodney Whitaker(B)、Herlin Riley(Ds)
Roland Guerrero(Per)-1
演奏曲は以下のとおり。3曲のオリジナルと、ミンガス、モンクなどを織り交ぜて全部で8曲となっています。
1.Tutti
2.Mother's, The (Where Johnny is)
3.Threepenny Opera, The
4.Stardust
5.Meditations For a Pair of Wire Cutters
6.Flamingo
7.Street Beat/52nd Street Theme, The
8.Memories of You
1曲目サンバ調のリズムを打楽器が打ち鳴らすところから、今までとは雰囲気違うぞと思わせてテーマになって以降、屈強な3管の面々が八面六臂の大活躍という感じでゴリゴリブリブリバリバリに吹き鳴らす中、それを軽くいなすようにピアノが果敢に攻め込む様は、気合いと気合いのぶつかり合いのごとき様相を呈して、聴いてるこっちは、ウハウハしてりゃ良いから気楽ですが。。てな感じですが、完全に圧倒されます。
2曲目、最初スローな演奏かと思わせるイントロからスタートするのですが本編になると1曲目ほどの緊張感ではありませんが、それでも気合い感充分の演奏にのけぞります。
途中、ソロピアノを挟んでインターバルを入れつつも、(7曲目最後がフェードアウトなのはちと残念ですが..)一気に怒濤の如く1枚聴き終えてしまう勢いのあるヘヴィ級なアルバムでありました。
しかし、リーダーもさることながらJames Carterの重戦車然としたサウンドには相変わらず圧倒されます。
彼女の最近始めたblogに"バンドスタンドで成長させて貰ったラストジェネレーションが~経験者全員集めれば、みんなあの時のサウンドに自然になるんじゃない?」とちょっと閃いた。"という一文があるのですが、これを知るとこの選曲は納得がいくし、それがうまく表現できている演奏になっていることが良く判ります。
しかし、この極彩色のジャケは演奏に負けず劣らず凄いなぁ..
大西順子 "Baroque" (http://www.hmv.co.jp/product/detail/3829421)
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