Steve Cardenas "West of Middle"

イメージ 1

この盤は、久々の店頭で聴いて衝動的に買ってきた盤となります。
元々ギタートリオ好きなので、琴線に引っかかりやすいとは言えなんだか良い雰囲気の音が格好良く聞こえたのですが、はてさて。

メンツは、以下の通り、Ben Allisonは知ってますが、他の2人の名前は見た記憶がないです。
Steve Cardenas(G)、Ben Allison(B)、Rudy Royston(Ds)

演奏曲は以下の通り、大半がオリジナルのようです。
1 Burt
2 Roundud
3 West of Middle
4 Blue Streak
5 Spindle
6 The Horse you Rode in on
7 Drifter
8 RR
9 Backroad

演奏ですが、お店のPOPにコンテンポラリージャズなんて記載がありましたが、まさにそんな感じの演奏であります。
実は店頭ではもうちょっとハードな演奏に聞こえたのですが買ってきて聴いた感じではそんなにハードな感じではありませんでした。
Steve Cardenasは、現代のコンテンポラリージャズギタリストだとしかたないんでしょうが、そこはかとなくパットメセニーを彷彿とさせるような部分を持っていますかねぇ。
3、4曲目はイメージとして"sound of summer running"を感じさせるものがあります。
全体的にも、楽曲が特に変拍子とか凝った作りになっているわけでもなく、都会的というより牧歌的な雰囲気を醸すような感じで、音づくり、演奏もそんなふうに感じています。

ベース、ドラムとも出過ぎずさりとて凡庸な伴奏者に成り下がることなく、やるときはやる的態度が3者対等な位置づけになっていることを実感させ、その3者のコラボレーションをたっぷり楽しめる演奏になっています。
バランス的にも特に誰が目立つという感じではなく、この辺も3者対等な立場を感じさせてくれます。

おしむらくは、収録時間が40分程度と短いこと。さて次は?とか思って待ってるともう終わってたなんてことが何度もありました。


Steve Cardenas "West of Middle"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/3821332)

この記事へのコメント