OAM TRIO & MARK TURNER "LIVE IN SEVILLA"

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そもそもが、このメンツでの新譜が出るという情報を教えてもらったことで、このメンツに気が向いているところに、「昨今の隠れ名盤の誉れ高い」という文章とともに、このアルバムの情報をどこかで読んでしまって気になっていたら、ユニオンで再入荷という記事を見つけて、ちょいと高かったのですが思わず買ってしまったアルバムとなります。

メンツは、OAMトリオの3人にMark Turnerが入った4人となります。
OAMトリオも、これまで聴いたことがなかったので興味津々です。
Aaron Goldberg(P)、Omer Avital(B)、Marc Miralta(Ds)、Mark Turner(Ts)

2001年のライブ演奏です。

演奏曲は以下の通り。
1 Taurus
2 Fantasy in D
3 Sad and Bright
4 Flow
5 Equinox
6 MAO's blues
7 Song for Amos

下記HMVでもユニオンでもMark Turnerの最高傑作と、Mark Turnerを推しているのですが個人的にはその前にOAMトリオの演奏に魅了されちゃった感があります。
Aaron Goldbergのピアノがなかなか新鮮なフレーズを奏でている裏で、これまた結構アグレッシブなベースとドラムが好感触。

適度なエモーションと緊張感のある演奏である上に、各人ともここぞという時にガッツリとした演奏をしてくる臨戦態勢にあり、"おぉっ"ていう演奏がとっかえひっかえ出てくるような感じで聴いているほうは、"うはうは"しっぱなしと言う感じであります。

でありながら、全体的に早めの曲が多いのですが演奏の勢いだけで聴かせる形態ではなく、しっかりとした構成を持っていて思わず耳を演奏に集中させるものを持っています。

注目のMark Turnerですが、個人的感想としては昨今の方がてんで良い演奏をしている印象でしたが、当時(2001年)としてはかなり良い演奏ということになる感じはあります。
5年くらい前でも、もっとわかりにくい演奏している印象持っていましたから..

そしてなにより臨戦態勢度が高く全体を引き締めているのはドラムのMarc Miraltaの功績が大きいと思います。
ピアノとドラム、サックスとドラムという状況においてのテンションの高い緊張感のある演奏は、かなり引き込まれます。

個人的には、5曲目とか好きですかねぇ


で、このメンツで新譜(http://www.hmv.co.jp/product/detail/3892124)が出ます。2003年の録音とのことなのでちょっと微妙ではありますが、きっと良い演奏を聴かせてくれることでしょう。


OAM TRIO & MARK TURNER "LIVE IN SEVILLA"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/1929896)

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