Michel Camilo "Caribe"

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Michel Camiloは、"On Fire"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a43226150.html)を今は無き渋谷のfriscoという店で店頭でかかっているのを聴いて、ぶっ飛んでからのつきあいとなります。
その後、それ以降の作品はたいがい購入し、以前の作品も大半は購入しているほど、はまったのですが..。
一時期、あまりテンションがあがらず、買っていない盤があったような..

この新作は、どうやらほぼ国内だけでの実体のリリースで、海外ではMP3だけで出ているものが多数見受けられました。
10月末に日本でこのBigBandのツアーがあったようで、どっちが先かは?ですが、その関連でのリリースということで良いと思います。
とはいえ、1994年12月のライブ収録なので、どういうこと?な雰囲気をたくさん含んでおりますが。。

ということで、あまり安価ではないのですが国内盤で入手しました。

メンツは、割愛して演奏曲は以下の通り。
Michel Camiloの過去のアルバムを聴いている身には、お馴染みのタイトルが並んでいるという印象です。
安心(?)して、Michel Camiloのラテンの世界に身を委ねられそうな布陣となっております。
1.Why Not!
2.Dreamlight
3.Calentando Men
4.Suntan
5.Just Kiddin
6.Not Yet
7.Caribe

で、実際の演奏ですが、これまでMichel Camiloの楽曲はたいがいトリオでピアノ中心での演奏として聴いていたわけで、それでウハウハ興奮(絶賛)していたところが多分にあるわけですが。
逆説的には、ピアノが相当頑張らないと凡庸な演奏になってしまう危うさも含んでいたということだと思います。
今回、BigBandでの演奏にすることによって、管楽器の演奏を前面に押し出す箇所を作り出すことでピアニストの体力回復が出来る分だけ、双方のおいしいところを余すところ無く堪能できるというおいしい構成になるわけであります。

とか書いてますが、実はピアノの出現率はかなり高くて、ピアニストMichel Camiloを充分楽しめる作品になっていまして、かなり満足度が高いです。

いろんなところで、いろいろ煽り立てまくっていろいろなところが大いに盛り上がって熱い演奏の塊が出来ているということだと思いますが、熱い演奏で盛り上がりきっていて、たまったもんじゃありませんゾ。
ピアノトリオのMichel Camiloも相当好きですが、このBigBandのMichel Camiloも、全然負けてません。


よくよく調べたら"One More Once"をリリースした後のツアーライブってことなんですね。
当時"One More Once"をそんなに良いアルバムだと思った記憶がないので、ライブが相当良かったということなんでしょう。
これ、書き終わったら"One More Once"を聴き直そうっと♪


Michel Camilo "Caribe"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/3877277)

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