Ari Hoenig "Live at Smalls"
Live at Smallsの3回目のリリースです。
今回は下記の5枚です。入手した時点で、国内発売の情報は皆無。
これまでの11枚の売上げ状況はどうだったんでしょうね? とても興味津々です。
SPIKE WILNER SOLO PIANO "Live at Smalls"
ARI HOENIG AND PUNKBOP "Live at Smalls"
THE JIMMY GREENE QUARTET "Live at Smalls"
THE OMER AVITAL GROUP "Live at Smalls"
THE BEN WOLFE QUINTET "Live at Smalls"
ちょっと前にFSNTのカタログ本、先日criss crossのカタログ本を入手したのですが、それらを眺めながら、この "Live at Smalls" シリーズのメンツを眺めていると、NYの現在イキの良い面々ってのがどういう生い立ちでここまできたのか、どんなメンツとどんな音楽を演っていたかを垣間見ることができまして、非常に興味津々であります。
本盤のメンツで気になるところは、先日リーダー作(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a60068011.html)を紹介したばかりのWILL VINSONでしょうか。
Ari Hoenigの過去の2枚のリーダー作にも参加していたので、Ari Hoenigのレギュラーバンドのメンバーってことになるんでしょう。
Ari Hoenig自身、ここのところsmallsには毎週月曜日に出演しているようですが、そこではあまり大きな編成で演っていた記憶がないので、もしかしたらこのバンドはもう解散しちゃっているのかもしれません。
Ari Hoenig(Ds)、Will Vinson(As)、Jonathan Kreisberg(G)、Tigran Hamasyan(P)、Danton Boller(B)
演奏曲は下記6曲で全部オリジナルで良いようです。
1 Birdless
2 Remembering
3 Rapscallion Cattle
4 Green Spleen
5 Dark News
6 SKA
この盤は、ドラムがリーダーってことになっているんですが、個人的にはギターリーダー作品のように響いています。
JONATHAN KREISBERGって、名前は以前から聞いていましたが演奏でここまで惹きつけられたのは初めて(なんて、初聴きかも)です。
言ってしまえば、Kurt Rosenwinkel系の現代若手ジャズギターの典型のようなタイプなのですが、演奏がアグレッシブなものが多いのとあいまって、熱い演奏を全編にわたって聴かせてくれていて、一気に気になる人になってしまいました。
他の面々も、Ari Hoenigに煽られたのかJonathan Kreisbergに煽られたのかってくらいに、熱い演奏を繰り広げています。
露出度(というか目立ち度)がJonathan Kreisbergが格段に上なので、印象は彼に持って行かれていますが、Will Vinsonだって負けちゃいられないと熱い演奏を繰り広げています。(唯一の管なのに、出番が少ないように感じるのは。。。ご愛嬌といことで)
Ari Hoenigの乾き系の音色でのバッキングはなかなかに聴き応えがありますし、演奏をぎっちりまとめているんでしょう。
リーダー作とは言え、恒例のドラムで演奏の妙技は披露せずバンド演奏に徹しているところが、個人的には好感触だったりします。
Tigran Hamasyanの演奏も最近のリーダー作はもう買っていないのでひさびさに聴いたことになりますが、正直目立っちゃいないけど、要所要所で渋いフレーズが聞こえてきて、やっぱり侮れない逸材だぁと思ってみたり..
曲は8ビート基調のノリの良い演奏が並んでいて現代ジャズギターのおいしい演奏を充分に堪能できる好盤といえると思います。
どの曲も良いです。
この盤の国内発売は年内になるので、早くにベストを披露してると、ちょっと後悔するかも..
2010年のベスト3はドラマーリーダーで揃えるという荒技ができるなぁと..(黙考)
Ari Hoenig "Live at Smalls"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/3958372)
今回は下記の5枚です。入手した時点で、国内発売の情報は皆無。
これまでの11枚の売上げ状況はどうだったんでしょうね? とても興味津々です。
SPIKE WILNER SOLO PIANO "Live at Smalls"
ARI HOENIG AND PUNKBOP "Live at Smalls"
THE JIMMY GREENE QUARTET "Live at Smalls"
THE OMER AVITAL GROUP "Live at Smalls"
THE BEN WOLFE QUINTET "Live at Smalls"
ちょっと前にFSNTのカタログ本、先日criss crossのカタログ本を入手したのですが、それらを眺めながら、この "Live at Smalls" シリーズのメンツを眺めていると、NYの現在イキの良い面々ってのがどういう生い立ちでここまできたのか、どんなメンツとどんな音楽を演っていたかを垣間見ることができまして、非常に興味津々であります。
本盤のメンツで気になるところは、先日リーダー作(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a60068011.html)を紹介したばかりのWILL VINSONでしょうか。
Ari Hoenigの過去の2枚のリーダー作にも参加していたので、Ari Hoenigのレギュラーバンドのメンバーってことになるんでしょう。
Ari Hoenig自身、ここのところsmallsには毎週月曜日に出演しているようですが、そこではあまり大きな編成で演っていた記憶がないので、もしかしたらこのバンドはもう解散しちゃっているのかもしれません。
Ari Hoenig(Ds)、Will Vinson(As)、Jonathan Kreisberg(G)、Tigran Hamasyan(P)、Danton Boller(B)
演奏曲は下記6曲で全部オリジナルで良いようです。
1 Birdless
2 Remembering
3 Rapscallion Cattle
4 Green Spleen
5 Dark News
6 SKA
この盤は、ドラムがリーダーってことになっているんですが、個人的にはギターリーダー作品のように響いています。
JONATHAN KREISBERGって、名前は以前から聞いていましたが演奏でここまで惹きつけられたのは初めて(なんて、初聴きかも)です。
言ってしまえば、Kurt Rosenwinkel系の現代若手ジャズギターの典型のようなタイプなのですが、演奏がアグレッシブなものが多いのとあいまって、熱い演奏を全編にわたって聴かせてくれていて、一気に気になる人になってしまいました。
他の面々も、Ari Hoenigに煽られたのかJonathan Kreisbergに煽られたのかってくらいに、熱い演奏を繰り広げています。
露出度(というか目立ち度)がJonathan Kreisbergが格段に上なので、印象は彼に持って行かれていますが、Will Vinsonだって負けちゃいられないと熱い演奏を繰り広げています。(唯一の管なのに、出番が少ないように感じるのは。。。ご愛嬌といことで)
Ari Hoenigの乾き系の音色でのバッキングはなかなかに聴き応えがありますし、演奏をぎっちりまとめているんでしょう。
リーダー作とは言え、恒例のドラムで演奏の妙技は披露せずバンド演奏に徹しているところが、個人的には好感触だったりします。
Tigran Hamasyanの演奏も最近のリーダー作はもう買っていないのでひさびさに聴いたことになりますが、正直目立っちゃいないけど、要所要所で渋いフレーズが聞こえてきて、やっぱり侮れない逸材だぁと思ってみたり..
曲は8ビート基調のノリの良い演奏が並んでいて現代ジャズギターのおいしい演奏を充分に堪能できる好盤といえると思います。
どの曲も良いです。
この盤の国内発売は年内になるので、早くにベストを披露してると、ちょっと後悔するかも..
2010年のベスト3はドラマーリーダーで揃えるという荒技ができるなぁと..(黙考)
Ari Hoenig "Live at Smalls"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/3958372)
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