Omer Avital Group "Live at Smalls"
今回は下記の5枚です。入手した時点で、国内発売の情報は皆無。
これまでの11枚の売上げ状況はどうだったんでしょうね? とても興味津々です。
SPIKE WILNER SOLO PIANO "Live at Smalls"
ARI HOENIG AND PUNKBOP "Live at Smalls"
THE JIMMY GREENE QUARTET "Live at Smalls"
THE OMER AVITAL GROUP "Live at Smalls"
THE BEN WOLFE QUINTET "Live at Smalls"
ちょっと前にFSNTのカタログ本、先日criss crossのカタログ本を入手したのですが、それらを眺めながら、この "Live at Smalls" シリーズのメンツを眺めていると、NYの現在イキの良い面々ってのがどういう生い立ちでここまできたのか、どんなメンツとどんな音楽を演っていたかを垣間見ることができまして、非常に興味津々であります。
OMER AVITAL(B)、AVISHAI COHEN(Tp)、JOEL FRAHM(Ts)、JASON LINDNER(P)、JOHNATHAN BLAKE(Ds)
1 Theme For A Brighter Future
2 Magic Carpet
3 One
4 Bass Intro
5 Anthem To Life
6 Blues For Tardy
7 D-Bass
8 (...Just Some) Small Time Shit
演奏自体は若干緩めになっている感じではありますが、音はかためのキッチリした音が出ていてそこでバランスがとれているのかなぁ?なんて、感じながら...でもって曲としても変拍子はなく皆が若干のリラックス感を持って演奏している感じがうかがえます。
とはいえ、馴れ合いのだらだらな演奏と言うことはなく、抑えるところはキッチリ抑えているので聴いていて退屈になったり飽きてきたりということには全然ならないです。
Avishai Cohenもリーダー作の一部で聴かれる緊張感溢れる演奏って感じではなく、全体にマッチした適度にユルい演奏をしています。でも、あまりそれにがっかりもしていないですね。
ていうか、あまりAvishai Cohenを意識してTpを聴いていないなぁ..w
ということで、丁々発止の緊張感溢れるという演奏にはなっていないのですが、ライブの適度なユルさがとても心地よい演奏となっています。
言ってしまえば、ある日のライブハウスでのステージを録音しましたって感じで、特に録音していることを意識していない感じで、それが逆に好感触だったりします。
ふらっと気が向いてライブハウスに入ったらこういう演奏が聴けたとしたら、かなり満足度は高いんじゃないかと思います。
この盤は、そういう感覚で聴くアルバムなんじゃないかと思っています。
Omer Avital Group "Live at Smalls"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/3958374)
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