Dave Douglas / Keystone "Spark Of Being"
Dave Douglas / Keystone名義での作品となります。
このKeystoneというプロジェクトはサイレント・ムービーにインスパイアされた録音を行っているとのことで、本作が4作目にあたるようです。前作までの3つは"keystone" "Live in Sweden" "Moonshine"となっているようです。
前作の"Moonshine"は、結構評判良かったようで、blog仲間の皆さんのなかでも絶賛されている方が多くいらっしゃいます。
この作品は、"Spark Of Being"というタイトルになるのですが、このタイトルで3作品が立て続けにリリースされそれをまとめて発売したものになります。
Dave Douglasと言う名前はとっても良く聴いているので、てっきり以前にも彼のリーダー作を買っているつもりになっていたのですが、blogの中を探しても彼の名前が出てきていないので、初めてのお買い物だったようです。
自分のことながら、ちょっと驚いています(恥)
"Live at Jazz Standard"とかメンツ的には、かなりそそられてるはずなんですけどねぇ..
かくいう、Keystoneのメンツは以下の通り。
Dave Douglas(Tp)、Marcus Strickland(reeds)、Adam Benjamin(el-p)、Brad Jones(B)、Gene Lake(ds)、DJ Olive(turntable, laptop)
演奏曲もずらずら書いておきます。
Disk 1
1 Creature Theme
2 Spark of Being
3 Observer
4 Travelogue
5 Prologue
6 Tree Ring Circus
7 Creature and Friend
8 Is It You?
9 Chroma
10 Observer Claymation
11 Observer Animation
12 Split Personality
13 Creature Alone
Disk 2
1 Spark of Being
2 Creature
3 Tree Ring Circus
4 Observer
5 Chroma
6 Travelogue
7 Prologue
Disk 3
1 Leaving London
2 Creature Code
3 The Growing Tree
4 Vitalism
5 Creature Discomfort
6 Split Personality Infinitive
7 Tree Ring Vamp
8 Travelogue Complete
9 Leaving London Reprise
10 Creature Theme (Closure)
当初、3枚別に文章を書こうと思っていたのですが3枚とも大きく印象が違わないのでまとめて書くことにしました。
アルバム全体の雰囲気としては、サイレント・ムービーにインスパイアされた録音ということで、やっぱり映画音楽な雰囲気というのは先入観なく感じられるようです。
おそらく、曲調が映画音楽っぽいものが多いことと、エフェクトで狼の声とか、風の音とかいろいろな音が聞こえてくること、同じモチーフで様々なアレンジテンポでの演奏が存在しているところが如実なのかなぁと感じているのですが..。
と言う意味では、Pat Metheny/Pat Metheny Groupを聞いているような気分になるところもあるのは、演奏から映像を想起させるものがあるという共通項ゆえのことからってことでしょう。
楽器編成からすれば電気マイルスをイメージさせられるのは必至で、曲によっては気分的にマイルスを聞いているような気分になるところがあるのも事実ですが、全体的に温度感が高い中にもしっかりコントロールされた演奏でそれぞれの作り込み度完成度は高いなぁとも感じています。勢いでは作っていません。
個人単位では、主役のDave Douglasが想像力豊かな良いソロを繰り広げているイメージです。
Adam Benjaminのピアノも良い味だしてます。
高速リズムの曲でGene Lakeのドラムが凄い凄い、彼の演奏が全体の温度感を上げているんだと思います。
Marcus Stricklandは冷静に対応している感じかなぁ..。もうちょっとテンション上がる状況が多くても良いのにと思ってしまうのは、アルバム全体の雰囲気を無視しているかなぁ..。
Brad Jonesのベースが堅実な下支えになっているのは間違いのないところでしょう。
DJ Oliveもなかなか良い味出していると思うのですが、活躍の場が少ないかなぁとも感じましたが、あまり出過ぎると全体の雰囲気が変わっちゃう危惧がありそうな気もするので、こんなもんなんでしょう。
ディスク単位での順番では、3 -> 1 -> 2と感じているのですが、曲としてはあまり大きく違うイメージではないので、全体の平均温度感、各演奏のテンションと、曲順に依る印象の違いなのかなぁと感じております。
とはいえ、この演奏で3枚アルバムを出す意義はあまり感じられず1枚聴ければ・・な感じです。
どうにも、興味本位(と、価格のお得感)で3枚一気に購入しましたが、過去3枚中2枚がライブなので、3枚のうち1枚はライブ収録とかにしてくれていてもよかったのにとか考えてしまいました。
Dave Douglas / Keystone "Spark Of Being" (http://www.hmv.co.jp/product/detail/3951453)
このKeystoneというプロジェクトはサイレント・ムービーにインスパイアされた録音を行っているとのことで、本作が4作目にあたるようです。前作までの3つは"keystone" "Live in Sweden" "Moonshine"となっているようです。
前作の"Moonshine"は、結構評判良かったようで、blog仲間の皆さんのなかでも絶賛されている方が多くいらっしゃいます。
この作品は、"Spark Of Being"というタイトルになるのですが、このタイトルで3作品が立て続けにリリースされそれをまとめて発売したものになります。
Dave Douglasと言う名前はとっても良く聴いているので、てっきり以前にも彼のリーダー作を買っているつもりになっていたのですが、blogの中を探しても彼の名前が出てきていないので、初めてのお買い物だったようです。
自分のことながら、ちょっと驚いています(恥)
"Live at Jazz Standard"とかメンツ的には、かなりそそられてるはずなんですけどねぇ..
かくいう、Keystoneのメンツは以下の通り。
Dave Douglas(Tp)、Marcus Strickland(reeds)、Adam Benjamin(el-p)、Brad Jones(B)、Gene Lake(ds)、DJ Olive(turntable, laptop)
演奏曲もずらずら書いておきます。
Disk 1
1 Creature Theme
2 Spark of Being
3 Observer
4 Travelogue
5 Prologue
6 Tree Ring Circus
7 Creature and Friend
8 Is It You?
9 Chroma
10 Observer Claymation
11 Observer Animation
12 Split Personality
13 Creature Alone
Disk 2
1 Spark of Being
2 Creature
3 Tree Ring Circus
4 Observer
5 Chroma
6 Travelogue
7 Prologue
Disk 3
1 Leaving London
2 Creature Code
3 The Growing Tree
4 Vitalism
5 Creature Discomfort
6 Split Personality Infinitive
7 Tree Ring Vamp
8 Travelogue Complete
9 Leaving London Reprise
10 Creature Theme (Closure)
当初、3枚別に文章を書こうと思っていたのですが3枚とも大きく印象が違わないのでまとめて書くことにしました。
アルバム全体の雰囲気としては、サイレント・ムービーにインスパイアされた録音ということで、やっぱり映画音楽な雰囲気というのは先入観なく感じられるようです。
おそらく、曲調が映画音楽っぽいものが多いことと、エフェクトで狼の声とか、風の音とかいろいろな音が聞こえてくること、同じモチーフで様々なアレンジテンポでの演奏が存在しているところが如実なのかなぁと感じているのですが..。
と言う意味では、Pat Metheny/Pat Metheny Groupを聞いているような気分になるところもあるのは、演奏から映像を想起させるものがあるという共通項ゆえのことからってことでしょう。
楽器編成からすれば電気マイルスをイメージさせられるのは必至で、曲によっては気分的にマイルスを聞いているような気分になるところがあるのも事実ですが、全体的に温度感が高い中にもしっかりコントロールされた演奏でそれぞれの作り込み度完成度は高いなぁとも感じています。勢いでは作っていません。
個人単位では、主役のDave Douglasが想像力豊かな良いソロを繰り広げているイメージです。
Adam Benjaminのピアノも良い味だしてます。
高速リズムの曲でGene Lakeのドラムが凄い凄い、彼の演奏が全体の温度感を上げているんだと思います。
Marcus Stricklandは冷静に対応している感じかなぁ..。もうちょっとテンション上がる状況が多くても良いのにと思ってしまうのは、アルバム全体の雰囲気を無視しているかなぁ..。
Brad Jonesのベースが堅実な下支えになっているのは間違いのないところでしょう。
DJ Oliveもなかなか良い味出していると思うのですが、活躍の場が少ないかなぁとも感じましたが、あまり出過ぎると全体の雰囲気が変わっちゃう危惧がありそうな気もするので、こんなもんなんでしょう。
ディスク単位での順番では、3 -> 1 -> 2と感じているのですが、曲としてはあまり大きく違うイメージではないので、全体の平均温度感、各演奏のテンションと、曲順に依る印象の違いなのかなぁと感じております。
とはいえ、この演奏で3枚アルバムを出す意義はあまり感じられず1枚聴ければ・・な感じです。
どうにも、興味本位(と、価格のお得感)で3枚一気に購入しましたが、過去3枚中2枚がライブなので、3枚のうち1枚はライブ収録とかにしてくれていてもよかったのにとか考えてしまいました。
Dave Douglas / Keystone "Spark Of Being" (http://www.hmv.co.jp/product/detail/3951453)
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