Jonathan Kreisberg "South Of Everywhere"

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Jonathan Kreisbergは、Ari Hoenig "Live at Smalls"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a60161207.html)に参加しているのを聴いて、好感触を受けての購入となります。
既発売盤を物色してこの盤の発注を決めた時とあい前後して、新譜リリースの情報を得ておりましてそれも既に入手済みです。(2011/01これ強調中)

この盤の前後はcriss crossでのリーダー作となっているので、ちょうどそれをはずして購入しているような感じですね(笑)
で、私が入手したのがここに出しているジャケとは異なるデザインでして、でも米国製ってなっていたのでよくわからんのですが、これを書いている日にユニオンで同じ盤を見たのですが、それはこれと同じジャケだったんですよね(謎)

メンツは1ホーンカルテット+ギターという感じになります。
リズム隊が超強力です。サックスは、live at smallsでよく見た名前です。ピアニストが。。名前は聞いたことあるような..
Jonathan Kreisberg(G)、Will Vinson(Sax)、Henry Hey(P)、Matt Penman(B)、Mark Ferber(Ds)


演奏曲は、下記8曲なんですが、クレジットが見つかりませんでした。6曲がオリジナルで、2曲(4,8)がスタンダードということで良いようです。
1 The South Of Everywhere
2 Strange Resolution
3 Kiitos
4 Stella By Starlight
5 Funeral For The Ants
6 Elena
7 Altered Ego
8 The Best Thing For You

中身ですが、ギターをホーンのように使用した奏法を多用した演奏が印象的で、ピアノトリオの上でギターとサックスが踊るとようないったら良いんでしょうか。そんな第一印象です。
ギターは、ほとんどの場面(主旋律)に於いてサックスとのユニゾンにおかずを付加するような演奏をしていてホーンライクな印象なのですが、時にピアノと寄り添い、ベースと寄り添いしておりましてこれが絶妙に良い感じでたまらないっす。
そう考えると浮気性のギタリストのアルバムとも言えるのかと..(意味不明)

曲としては、凄い格好良いというほどではないですが、難解な感じは希薄で、楽しんで聴くには充分な曲が並んでいるような印象です。
ということで、ゾクゾクするような瞬間とか緊張感溢れる状況というのは希薄めで、全体に楽しんで演奏していて、聴衆も楽しんで聴いていられるようなクオリティという感覚です。

特記事項としては、少しだけ現れるピアノトリオの演奏部分というのが、なかなか良い感じで、これもこの盤の1つのハイライトと言えるんじゃないでしょうか?


ということで、なかなかの好アルバムではありますが、ちょい聴き(すでに入手済み)した感じでは次作が、かなり良さげな感じなので.. グフフ


Jonathan Kreisberg "South Of Everywhere"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/2607570)

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